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カテゴリ:コミック
『スラムダンク』や『リアル』で、有名な漫画家、
井上雄彦先生の作品、『バガボンド』について語ります。 今回の感想は、『バガボンド 29 (29) (モーニングKC)』になります。 漫画の感想になっているので、多少コミックスのネタバレがあります。 そんなに深く、語っている訳ではありませんが、念の為。(^^ゞ バガボンド 29 (29) (モーニングKC) 未だ吉岡一門との戦いが、武蔵を苦しめている、今回の第29巻。 右足を失って、剣の道を失って、長く続いた斬り合いの螺旋から、 ようやく抜け出すことが、出来たかの様に思える。 ただ…武蔵にとって“剣の道”とは、かなり重要なものなんですよね。 今まで殆ど相手にされていなかった、おつうさんにとってみれば、 良かったことなのかなぁ…それとも。。。 たろちんこと城太郎くんは、嬉しそうなおつうさんに嫉妬しちゃって。(^^;) 本作中で、おつうさんも言っていたことだけど、 好きな人が好きなものを、嫌いになったりはしないだろうし、 武蔵が剣を失ったから、嬉しいって訳じゃないと思う。 まぁ…おつうさんの真理は、分からないけど。(^^ゞ 70余名と斬り合いをしたにも関らず、生きていてくれたことが、嬉しいんじゃないかな。 おつうさんと幸せな、第二の人生を送ると言う選択も、良いんじゃない?(笑) もう一人の剣豪・佐々木小次郎は…と言うと。趣味は、剣術と女性。(苦笑) 剣を手にして、誰かと対峙しているか、女性と乳繰り合うシーンしか、見たことないかも。 木の枝一本で、真剣相手に闘えるって、信じられなかったなぁ。 佐々木小次郎ほどの腕があれば、それも可能ってこと…? …武蔵は、どうなんだろう。 最後に、もう一つ。気になったシーンが。 又八さん…だったかな。(笑) 佐々木コージローを語ったり、おつうさんにフラれたりと、散々な目に遭っていた人。 以前の又八は、前髪が垂れていたけど、今は確りと整えているみたい。 武蔵を目の敵にしている、例のオババを探していたのか。 たった一人の肉親だもんね。 最後のシーンで、母親に会えたのも束の間。 オババが吐血するシーンを見て、衝撃が走りました。 「本当に大切なものを、大切にすること」 そんな当たり前のことだけど、ようやく理解することの出来た、又八。 なのに、ここでまた…母親を失ってしまう用なことがあれば。。。 複雑な気持ちになっちゃいますよ~。(>△<) 本巻の大部分を締めていた、武蔵と沢庵さんのお話は、私には難しかったです。(^^;) ↑人気ブログランキング 当サイトは、ブログのランキングに、参加しています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.03.05 05:21:17
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