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テーマ:政治について(19811)
カテゴリ:歴史認識
神奈川県や埼玉県が朝鮮学校への補助金を取りやめたことへの懸念を表明する投書が、2月20日の朝日新聞に掲載された;
2013年2月20日 朝日新聞朝刊 12版 16ページ「声-朝鮮学校への補助金続けて」から引用 朝鮮学校に対する補助金取りやめとか授業料無償化の対象外にするという処置は、わが国憲法に定められた教育を受ける権利を否定する違法な処置です。また、そういう処置は、朝鮮学校というからには反日教育をしているに違いないという間違った決め付けによって行われており、そういう面からも不当な差別と言えます。一頃問題になった朝鮮政府の指導者の写真を教室の中央に飾っているのがけしからん、という主張も、かつて日本が天皇皇后の写真を飾って国民に崇拝を強制した史実から連想して、朝鮮政府指導者への尊敬を強制しているに違いないという、これまた間違った憶測です。実際は、民族のアイデンテティを確立するための助けになるようにとの意図で飾っているだけです。また、これから日本人社会で生きていく生徒に反日教育などした日には、生徒はますます生きるのがつらくなるだけですから、そんな教育などするわけがありません。そのような思慮をまったく欠いた神奈川県や埼玉県の右翼迎合政策に、私たちは「反対する」という明確な態度を表明するべきです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年03月17日 19時45分55秒
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