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テーマ:ニュース(99712)
カテゴリ:教育問題
千葉県柏市の教育委員会は、市内の小中学校に対し、組み体操禁止を通知することになったと、2月18日の東京新聞が報道している;
2016年2月18日 東京新聞朝刊 12版 31ページ「柏市 組み体操全廃へ」から引用 柏市教育委員会が組み体操禁止の方針を決めたことは、全国の小中学生に取って朗報と言えます。団結力が深まるとか、達成感があるとか、いろいろ感動的な要素があるからと言って、命がけのパフォーマンスを全生徒に強要するのは、教育的見地から言っても、いかがなものかと思います。そのような観点から、柏市教育委員会の決定は英断であったと思います。ところが、この報道の2、3日後は、東京都教育委員会が、組み体操の実施に当たっては注意を呼びかけるが、禁止まではしないという決定をしたとの報道がありました。本来であれば、組み体操をやるかやらないか、各学校が自主的に判断して決めればよさそうなものですが、そこは横並び意識の強い日本人、お上の指示もないのに勝手なことをやって周りから奇異の目で見られるのは避けたい、などと言っていては児童生徒の健全な成長は望めないのではないかと危惧されます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年03月03日 11時40分30秒
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