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カテゴリ:ニュース
野党議員が群馬県の前橋地検高崎支部に出かけて、同支部に保管されていた100年前に出された朝鮮人虐殺事件について犯人の日本人に懲役1年6か月の判決を言い渡した「判決文」を確認した上で、このような判決が出ているということについて異論はないかと質問したところ、林官房長官が意味不明な回答をしたと、10日の東京新聞が報道している;
2024年4月10日 東京新聞朝刊 12版 3ページ 「政府、判決文現存でも認定避ける-関東大震災、群馬の朝鮮人虐殺」から引用 林官房長官の答弁は、安倍晋三や岸田文雄と同じで、極めて不誠実なごまかし答弁である。質問した石垣議員は、100年前の判決文の評価を官房長官に尋ねたのではなく、「このような判決が出ているという事実を認識しているのかどうか」を尋ねたのであるから、答えは「承知している」または「知らなかったが、今聞いてそのような事実があったことを知った」のどちらかであり、「その判決文をどう評価するか」などとは尋ねていない。官房長官は勝手に質問の主旨をすり替えており、不当な答弁と言わざるを得ません。これがまた、外国の裁判所が日本人に対して不当な判決を出したというケースであれば、「当該判決は不当だと思う」というような見解を述べることは出来るかも知れないが、自国の裁判所が外国人に対する日本人の犯罪を裁いた「判決」で、裁判所が事実に反する判決を出しているわけでもないのに、「事実確認」を迫られて答えをはぐらかさなければならない官房長官というのは、まともではないと思います。なぜ、100年前の当該判決をそのまま認められない如何なる事情があるのか、別の機会にでも聞いてみたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年04月29日 01時00分08秒
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