背柱は常に一定の歪みを持っている
日本人の骨格パターンについて一般的に通常の人で健康な人なら背骨も真っ直ぐできれいに立っていると思っていると思います。しかし実際は真っ直ぐな背骨は無く、どんな人でも一定の歪みを持っているものなのです。姿勢が少し傾いているから、ちょっとでも歪んでいたら異常ありと言う訳ではありません。背骨に正常な可動性があれば、機能的に問題なければ大丈夫なのです。今回は、日本人に比較的多い骨格の2パターンを説明します。この2パターンは半々ぐらいで日本人の8~9割ぐらい該当します。胸椎ストレートタイプ特徴は、胸椎Th1-6までが側面から見るとストレートで平らになっており、椎骨一つ一つは右下方に下がっています。線で描かれた左上から右下に下がったラインは、背中側に飛び出た棘突起という骨の並びを表しています。その下の胸椎Th7-11は後弯、更に胸椎-腰椎Th12-L3も後弯、腰椎L4-5と仙骨間は前弯となっています。このタイプは頸椎もストレート化が多いです。基本的に肩と骨盤は、ほんの少し右下がり、首は緩やかに右側に凸、頭は、右上方にわずかに上がっています。胸椎後弯タイプ特徴は、胸椎Th1-6までが側面から見ると後弯曲しており、椎骨一つ一つは右下方に下がりながら、背中側に飛び出た棘突起のラインは左側に凸なカーブを描きます。その下の胸椎Th7-11は後弯、更に胸椎-腰椎Th12-L3も後弯でいわゆる猫背タイプです。腰椎L4-5と仙骨間は同様で前弯となっています。このタイプは頸椎は前弯タイプが多いです。背骨のほとんどが後弯なので、頭部側の位置を保つため骨盤全体が前方にスライドし、恥骨側が出っ張っています。背面は、ストレートタイプと同様で肩と骨盤は、ほんの少し右下がり、首は緩やかに右側に凸、頭は、右上方にわずかに上がっています。2つの共通点は、胸椎-腰椎Th12-L3が後弯で、日本人の大半が腰骨が後ろに出でいることです。これは、日本人が2000年以上何百世代にわたり水田稲作農業を行って来たため、腰を曲げた前かがみの姿勢が腰椎や骨盤、股関節の骨格の遺伝に影響を与えたのではと考えています。施術補助グッズの説明をしています。札幌ボディバランス研究所総合HP整顔・美顔の小川ボディバランスオフィスのメインホームページネット予約の申し込み Hot Pepper Beautyのサイト