見落とされる腰椎の側湾
見落とされる腰椎の側湾 大変ご沙汰しています。久しぶりの投稿です。学校、職場の健康診断では、心臓と肺などの疾患検査のため胸部レントゲンを撮ることが通常で、腰部をとることまずない。そのため胸椎側に側湾症が認められれば即脊柱の歪み有りと診断出来る。しかし腰椎に側湾があっても腰痛等の症状がなければそのままスルーされてしまう。当院の場合訴えが首肩コリであって腰痛等の症状がなくてもルーチンで全身の関節と筋の検査をするので比較的腰椎側の側弯を発見することが多い。腰椎の側弯と首肩コリその他は関係ないわけではなく、その角度や範囲によってはかなりの影響か出る。右に凸の側弯であれば、頸椎にも右凸に変位があることが多い。左に凸の側弯であれば、頸椎にも右凹に変位または、上部胸椎に右側屈があることが多い。その他骨盤の右下方の変位との繋がり、そのための股間節痛の出現など影響は多い。先天的な椎骨の奇形で治せるわけではないが、他部位への2次的影響を考え施術の中で考慮すべきある。 2019.12.15作成 2020.2.26投稿