身体の記憶,身体の声。
お饅頭かと見まごうこの写真。誰でしょう?・・・と,ブログに載せちゃうくらいなのでプライバシーを侵害してもいい人間なわけで,ピンポン,それはあと一ヶ月でひとつを迎えるうん十年前のnon-career woman。天真爛漫なふうです。この頃のnon-career womanの記憶を,教えてくれるひとに出会いました。-----アラフォーを過ぎたあたりからの健康不安。このブログでもちょいちょい書いていますが,若い頃のやんちゃは少々心を入れ替えたくらいではリセットできず(^o^;)自分で自分をないがしろにしてきたツケとして,手を変え品を変え押し寄せてきます。そんな不安・・・漠然としたストレスを,どうにか解消したいという思いは日々強くなってきて,そんな時,“ストレスマネジメント”なるもののセッションを体験させていただける機会に恵まれました!-----『ストレスマネジメントって何なんですか?』『どんな感じなんですか?』って何度もお尋ねして,痛いのも怖いのも苦手な私としては最初の一歩までに少し時間がかかりましたが,実際に受けてみると,『健康(未病)に向かい合わなければ』と戦々恐々としていたのが,『身体も心も軽く気分ソーカイ』な状態に向かって幸せで満ち満ちているから不思議です。-----サイコロジカルな面接とは違って,セッションを受ける私は言葉で反応するのではなく,身体で答えを返していきます。身体が反応を通して,意識的には忘れてしまった記憶や,意識的には隠蔽してしまいそうな感情を,ちゃんと伝えてくれるんです。-----その結果たどり着いたのが冒頭の写真。そう。忘れ去られた記憶をおしえてくれたのは他でもない私自身。私自身の中の,“見捨てられた感じ”“不幸な感じ”その最初は,1歳の頃・・・。私の最初の絶望は,“ちゅうちゅうとしあわせいっぱいで吸い付いていた母のおっぱいから,引き剥がされてぽいとほおりだされた体験”でした。絵的には手足をばたつかせて落ちていくクレヨンしんちゃん,といった感じでしょうか・・・。(とっても号泣,絶望でいっぱいの悲しい感じです)そこには,私と母だけでなく,重要な役割を果たすほかの人物も出てくるのだけど,顕在意識的にはまったく覚えていないことも,身体は記憶していて,閉じ込められてちくちく悪さをする負の感情・体験を解放させようと自己主張するんですね。-----つらくて悲しかった記憶は,修正されるチャンスを得て,登場人物すべての不幸があるがままだったらこうだろうな~という,当り前の日常のどこにでもあるほっこりとしあわせな情景に書き換えられて,大切に私自身の中に記憶されて,満足してセッションが終わりました。不思議な感じ~。あったかい。セッションでは,腕や,おでこや頭に,軽く触れていただくのですが,その軽い肌感覚がぼわっと温かく安心できる感じでした。-----身体だけが先走って心が置いてきぼりになることもなく,“しゃべりたい”という欲求も,セッション中に気持ちが満ちてきて息子をぎゅーってしたい欲求も,言葉で伝えるよりも身体の反応が伝えていました。何かが取り残されることなく,自分自身であることができるって幸せで,とてもパワーが出ます。ありがたいです。-----何かをやりたい,何かに向かいたい,でも,心の中の何かの恐れがブレーキをかけて思いとは裏腹に力が出ない,一歩が出ない,とか,ふたをした重たい記憶が何度も何度もごとごととふたを揺らして辛い思いをさせられるとか,なかなかどうにもしようがないとあきらめていることから,解放されるきっかけが得られる気がしました。このストレスマネジメントを体験させてくださったのは“スリーインワン”えがちゃんこと江川さん 。島根県の浜田市を拠点に活動されています。広島にも広めていただきたいです。-----江川さん,今,子宮筋腫が見つかってご自身もまたご自身の身体と向き合っていらっしゃいます。それをブログに書き,逃げずに前向きにとらえていこうとされていて,すごいと思います。今日,中筋駅から地図もなくナビもなく自力でEn’まで歩いてこられたことにもたまげましたが・・・\(゜□゜)/-----貴重な体験を,ちゃんと書けているかどうかちょっと不安ですが,ただ,今の私の中には,母のおっぱいに吸い付いていたときの幸せな感覚が満ちていて,そのことを幸せだと感じていたという記憶があったことを知れたことの喜びでいっぱいで,セッションの詳しいことをうまく書けるかどうかよりも,こちらのほうがすごく大切な気がしています。大切なことを,大事にしまいこんでいた自分自身もすごく愛おしい。忘れていたそんな感覚に出会わせてもらえた今日に,心から感謝しています。ありがとうございます。