主人の祖母が,
じゃがいもを植えたいと言うので,
3世代女4人衆+男手1名で島へ渡ってきました。
春爛漫。
雲ひとつない晴天。
陽にけぶり,
空と海が溶け合っています。
![蒲刈2008.03](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/40/0000573240/78/imgc4b4afdazikczj.jpeg)
畑はいくつかの場所にあるけれど,
かろうじて残っているのは,
おばあさんが手押し車にすがって行ける徒歩3分の小さな畑だけ。
この畑には,
お世話になってきました。
無農薬の,
ほこほことした土でできた春野菜を,
丁寧に梱包したダンボールを,
いくつもいくつも届けていただきました。
にんじんや大根は甘く,
曲がって枯れ木の枝さながらのごぼうは柔らかい。
自然栽培の美味しい味を,
この畑とおばあさんから教えてもらいました。
妹のだんなさんと二人男手と化し,
小一時間鍬を振ったら喉がからから・・・。
畑の隣でたわわになるでこぽんを1個。
腐り止めの農薬も振ってないので,
何の不安も躊躇もなく,
土のついた手でもいで食べてしまいます。
二匹のおサルに襲われたみかん畑。
あとにはみかんの皮ばかりなり(^^)
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畑に植えたのは,
じゃがいもと豆。
掘り忘れてたらしいサトイモがゴロゴロと・・・,
これは煮炊き用。
露地栽培のホウレンソウやブロッコリーを摘んで持ち帰り,
さっそくお昼の具材にといただきました。
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![でこぽん](https://image.space.rakuten.co.jp/lg01/40/0000573240/82/img6ca24a99zik1zj.jpeg)
いただいて持ち帰ったみかんの山は,
帰宅してすぐまた遊びに飛び出していく,
息子のちょうどいい水分補給剤です(^^)
赤ちゃんのころ,
ベビーカーでのお散歩のころを思い出します。
陽射しの強い,
夏の川端のベンチで一息・・・。
リュックの中から取り出すのは八朔。
おばあさんが与えてくれた豊かな時間を,
鍬を振りながら,
じんわりと思い出しました。