お休みに入ったものの・・・
日曜日の忘年会をもって、日本語のクラスのほうも終了した。今まで休んだ分の振り替えクラスは毎晩あるが、一応今週は暇!のはずである。普段出来なかったことをぜーんぶやってしまおうと、わざわざリストまで作っておいたというのに・・・。第一日目の月曜は とりあえずざっと掃除をした。しかし、子供たちに中断され、食べ物を作ったり、世話をしたりとしている間に だんだん掃除が面倒になってきて、普段の掃除のみになった。洗濯もごしごしやらなければならない小さいカーペットや頑固な汚れ物に取り掛かろうとした矢先に、けんけんの「実家へ行きたいコール」が始まった。仕方なく車を運転して、実家まで連れて行く。うちに戻り、ダンナの背広をクリーニング屋まで取りに行かねばならないということを思い出した。そんなとき、ナナが「手芸したい」と言い始める。あ、そういえばまみたんさんに教えてもらったフェルトで作る小物のHPがあったなあと、二人でネットに入り、あれこれと見た。フェルトで作るマスコットだなんて小学校以来だから、なるべく簡単なものを一生懸命探し、必要なフェルトの色をメモり、ナナと二人で出かけた。近所の手芸屋に行くと、なんとフェルトを取り扱っていないという。取り扱っているのは駅前のお店だけだというので、今度にしようねと諦めさせ、背広を取りに行った。その途中で、ここら辺で流行っている一軒のブティックの前を通りかかった。そのお店は流行モノの安い洋服を取り扱っている。値段の表示も10,20,30,40,50レアイスと統一されているから、50レアイス以上の物はない、と買い物客も安心してお店に入ることができる。なかなかうまいやり方だと感心している。仕事も一応終わったし、ここら辺でちょっとお洒落したいなあと思っていたことだし、ちょっと入ってみることにした。このセレクトショップは 安い割にはなかなかセレクトがうまくて、ブラジルの巷にあふれているようなチープ&化繊素材&露出&どぎつい配色といった洋服は取り扱っていない。ブラジルの有名カジュアルブランドの傾向の雰囲気の服を取り扱っている。有名カジュアルブランドは かなりお値段が張るのだが、ここは同じようなテイストなのに値段は安くって、ここへくると必ず何か買ってしまう。だから、普段はあまり近寄らないようにしている。(笑)中に入ると、平日の3時だというのに、住宅地にぽつんとあるこのお店は 人が結構煩雑に出入りしていた。ワンピースやスカート、カットソー、夏用ジャケットなどを試着し、結局夏らしい白地にピンクや水色、緑色のプリント柄のスカートと びょうやスパンコールのついた微妙なグレーがかった水色のTシャツを購入。そのまま、背広を取りに行き、ウチに帰り、洋服を買った余韻でうきうきしていた。しばらくして、旦那が帰ってきた。早速新しい洋服を見せると、よかったね、の一言を面倒くさそうに投げかけ、「ところで、今日は何をしたの?」と質問。結局、大したことをしなかった私の答えに しょーがねーなー!一日あって背広を取りに行っただけかよ、といったような表情をした。それから数十分後、私はよるクラスのためにクラスへ向かい、旦那は子供を連れて公園へ行った。旦那は公園を走り、子供たちは遊具で遊ぶというのが お決まりパターンである。私がクラスをしている間、三人は公園へ行き、戻ってからシャワーを浴び、近所のスーパーへ歩いて行き、薬やら、子供の欲しがっていたアイスやらを購入。うちへ帰り、ご飯を温めて皆で食べ、バナナソテーを作りアイスを添えて、三人でテレビの映画を観ていた。私が10時に仕事を終え帰宅すると、旦那が私がいなかった間にやりとげたことを一つずつ言った。「ほら、僕の方が短時間でいろいろなことをこなすことができる。」・・・なんか悔しかったが、まったくその通り。私にとって一日はあっという間で、なんにもできないなあーと思っていたのだが、よく考えると・・・犯人はネットだあ!(←いや、犯人はネットではなくて、それに依存している私なのだがね。)今日も、何もしないまま一日が終わりそうで、なんだか恐ろしい気がするLUANAなのであった・・・。