カテゴリ:散文・つれづれ
昨日 花火大会があった。
丁度 夕方から出かけたので 電車の中にも 街中にも 浴衣姿の女の子が 大勢いた。 浴衣姿というのは 端から見ていても 涼しげで 風情があって とてもいいものだと思うのだけど でも きちんと着ている女の子は 殆どと言っていいほど いない。 裾が 妙に短かったり 又は 極端にズレていたり おはしょりが乱れていたり 衣紋が抜けていなかったり 又は 抜けすぎていたり 多分 ひとりで雑誌などをみながら 一生懸命 着付けたのだろうけれど それは わかるのだけれども・・・ そういう着付けで 足を開いて立っていたり 裾を気にせず階段を上がったり 大きなトートバックを肩から下げて 襟元が乱れに乱れていたり 身八ツ口も気にせずに つり革にもたれ掛かっていたり。 風情も何も 台無しで 思わず 溜息が漏れてしまう。 和服や浴衣での立ち居振る舞いは 慣れないと 意外とムズカシイ。 でも せっかくお洒落をしたのだもの 日本に 生まれ育ったのだもの 瑞々しくて あでやかで 凛として 華やかな 大輪の朝顔のように 素敵な「夏美人」が もっと大勢 街にあふれるようになって欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.02.20 16:50:32
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