ココロの森

お盆中日の　早朝卯刻。

毎朝うるさい程に鳴き狂う　クマゼミさえも
未だ目覚めぬ　あさぼらけ。





ジョギングや　早朝散歩にいそしむ
おじさまおばさま方々とは逆方向に
ペダルを漕ぐ足も軽やかに
家路に急ぐワタクシ。





・・・つい先程まで
　　　始発の車内で船漕いでおりましたが　(^^;













行ってきました！　『弁慶ナイト』

（『弁慶ナイト』については　昨日の日記参照）







･･･いやはや　やっぱり


濃かった（笑）










ノリノリのＤＪタイム、

セクシー＆エレガントな　
女性シンガーのライブのあと



いよいよ　メインイベント。

弁慶登場の時刻。








さっきまで　思い思いの場所で
飲んだり踊ったりしていた客たちが
どっとメインフロアに集い
期待感高まる中　一層盛り上がっていく。






そんな轟々と地下室に響く　ダンスミュージックの中
白頭巾に黒袴、長刀持参の弁慶氏
（今回は氏の名誉のため、正体は不明とする（笑））が

まるっきり普通に
会場後ろの出入り口から現れて
フロアをぬうっと縦断し
そのまま　ステージに登場。

　




過去4回の『忍者ナイト』では
他にもコスプレしてくれたメンバーが多数いた模様であるが
今年は　氏ひとりきり。


ステージにあがった氏の様子は
『弁慶』というよりも

尼さん、または　てるてる坊主
のようである。






・・・氏よ、

頭巾の前のさがり部分は　
もうちっと後ろに流してはもらえぬか？（笑）









そんな　ワタクシの思いに構わず
弁慶が叫ぶ




「俺は　毎年
　この衣装を着るためだけに　ここに来るんだ！
　
　でも　この衣装、
　ひとりきりだと　何だか寂しいぞお！」




　「うおおおお～～～～！」







何故か　最初から異様に盛り上がる客。
（特に　男性）

最初からハイテンションの弁慶。






弁慶氏は
さっきまでは　ごくふつうの恰好で（笑）
フロアでみんなと飲んだり、談笑したりしていたのだ。

先の「まつり」より
更に　客と出演者が近い。


まるで　
ふつうの友達状態である。







距離的にも　感覚的にも
あまりに　距離が近すぎて
ただただ　挙動不審になるワタクシ。

ほんやりと遠くから眺めるのが精一杯で
とてもとても　近くにいって話などできない。





一緒に写真をとっていた人もいたけれど
あんな　あんな・・・



肩を抱かれて2ショット



なんてされた日には・・・




嗚呼ワタクシ　間違いなく倒れます。。。











そのまま　弁慶氏は

『俺は家来』


という即興ラップを演奏し

飛ばしすぎて　2回もリードがハズれ

それでもかまわず飛ばし続ける弁慶。





♪　おれは家来！　おれは家来！
　　牛若の家来！！



と　叫ぶ。








フロアでは

「べんさま～～～！」

と叫ぶ若者（男子）、


ひゅーひゅーと盛り上がる女子、


意外な展開に目をむく外国人、


やや固まり気味の初参加組（含む自分）などが


それぞれ思い思いに盛り上がって

踊る、おどる！おどりまくる！！












・・・いやあ、ホント
　　
　　　すごかったです。

　　　


・・・万人にお薦めできるものではございません（笑）










弁慶が去ったあとも

またまたいろいろなDJさんが登場し



再び　普段着の黒いＴシャツに着替えた氏が
更に　酔いが回って御登場（笑）


他のDJの
ガンガン、ノリノリ、イケイケな選曲とは違って
あまり馴染みのない、
でも　ダンサブルで　お洒落で
洋楽なのに　ちょっと『歌謡曲』っぽい香りのする選曲。



何だか落ち着いて
音楽に身を任せることができるかんじで
自然に身体が動く。





・・・やっぱり私は
　　　このひとの音楽センスに打たれて
　　　育ってきたんだなあ。

　　　

と　少しだけ感傷に浸る。









DJタイムが終わると
氏は　普通にフロアの真ん中で
みんなと楽しげに盛り上がっていた。













そろそろ　26時をまわるころ。



ナイトはまだまだ続いていたけど
体力的にかなり限界にきていた私たちは（笑）
みんなよりひとあし先に
まだ熱気も酔いもさめやらぬ会場を後にした。






次回　また
参加できることがあったなら

次こそは

「こんばんは」と

氏に　挨拶くらい　してみよう。









そのときは　
倒れないように
気をしっかり持って　（笑）