アシスタント吉田の琉球なこころ　“河本先生と私”

　「バリ島の 何、どういうところに癒されますか？」　と聞くと、

　「花々」　「海」　「夕日」　「人々」　「バリ島全体」　・・・。色々出てきます。

　その中で、　「色」　と答えた人がいました。


　バリの　「色」　・・・。

　鮮やかという一言では言い表せない極彩の波動。

　私は今バリに住んでいて、この極彩色の中で生きているので、　「バリの色」　を改めて見つめる必要がある、と考えました。


　１５年前のことを必死で思い出す私。

　初めてバリを訪れた時の印象、湿度の高さと同じくらい驚いたのは、やはり　「色」　でした。


　山の中腹にあるレストラン。開けっ放しの窓から見たあの景色・・・。

　スコールの後、キラキラと光る 裾野まで広がる森。

　思えばあんな緑は初めて見たかもしれない。

　雨上がりの森を上から見たあの不思議な感覚は、濡れたような艶やかな緑の記憶になっていました。

　そうか・・・。あれか・・・！


　バリの色に癒される。

　ペンキで塗られたコンクリートジャングルから 多くの人がバリを訪れ、そして持ち帰る記憶の中に残るもの。

　それはそういう色であるのだと、私の中の　「緑」　が教えている。

　
　よし！あの緑を作っていこう！


　ベースの色がイメージできたのは、その時。

　これが　「色」　のスタートでした。






私事ですが、実は今 ３年ぶりに母が会いに来てくれています。
家族サービスのため、今週は少しお休みさせていただきますね。


ではまた来週。