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Mecho

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September 12, 2007
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カテゴリ:カテゴリ未分類
うちでは「マイお箸」があるようでないような。

幼少の頃は
「父のお箸」「母のお箸」「自分のお箸」「弟のお箸」
ってちゃんと並べた記憶はあるのに、

メチョ家では「食べれればいい。」の前提のもとに

夫は妻の箸で食べ、
妻は夫の箸で食べ、
兄は弟の箸で食べ、


はたまた色違い、柄違いもまったく無頓着。

長ささえあっていればよし。

ってな感じだ。

お箸を買って来た時は、

青はジジのー!
ミドリはアンディのー!

って喜ぶ子供達も次の日には忘れているようだ。

そんな訳ではたと気がついてみれば
かなり無法地帯的な箸の使い様である。

しかも!
麺類を食べるときは

使い古した「竹箸」を皆でつかう!

断然、取りやすいしねー。

お箸の柄は絶対合わなきゃだめーっ!

って思ってたけど、
それは思い込みであった。

それぐらい柔軟姿勢もいいかなと思う。

って思うようになったのは、
実は過去にこんな体験があったから。

当時、19歳だった私は
ある老人宅に住み込みバイトをしていた。
そこには英語があまり出来ないエチオピア人の女性も
一緒に住んでいた。
他に数人のエチオピア人もいた。

ある日、彼女と一緒に夕ご飯の支度をしていると
彼女はいろんな柄のお箸を混ぜて、
テーブルに並べていたのだ。

日本文化を振りかざして
彼女に教えようとした私を制して、

老人はそのまま「いただきます。」と言い、
柄の違うお箸で食べ始めた。

並べてくれた事に感謝して、
文化や作法は二の次です。

と語らずに教えてくれたその出来事を
子供達がお箸を取っ替えっこするたびに思い出すのでした。














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Last updated  September 12, 2007 09:39:51 AM
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