テレビ番組美術
番組セットの仕組み
美術打ち合わせ 美術(プロデューサー・デザイナー・大道具<装置>・小道具 <装飾>・衣裳・持ち道具・メイクなど)スタッフと制作スタ ッフ、技術スタッフの打ち合わせ。
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付帳書き デザイナーが演出意図・予算・安全対策・視覚効果等あら ゆる要素を考慮して、デザインプランを作成します。
発 注 何回かの打ち合わせの後、デザインが決定。図面を作成。
製作 図面を基に大道具・電飾・小道具等の専門協力会社に発注 します。協力会社での制作期間は、素材や構造にもよりま すが、2週間から10日程度です。
工場の担当者さんと一点一点説明し、発注する。
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道具・搬入 何回かの打ち合わせの後、デザインが決定。図面を作成。
美術工場からトラックに乗せて搬入、建て込み。
セットが完成した後、ゴミや釘等を片付け。
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立会い・操作 スムーズに収録する為に、何回かリハーサルをします。
通常は、ドライリハーサル(役者さんにセットの中で芝居
をしてもらい、それを見て追加の小道具などが有るかどう
かチェックしたりする。)<ドライ>という。
そして、<ランスルー>。このリハは本番と同じです。
で、いよいよ!本番です。
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本番中 この繰り返しで一日の収録スケジュールは終わります。
が、まだ仕事は残っています。
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撤収 バラシ。レギュラーセットになるものは形・色・位置等を細 かくチェックしデータをとります。
レギュラーセットは、スタジオ倉庫>へ。
特番一回こっきりの道具は、搬出トラックへ積み込み。