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2008年03月12日
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カテゴリ:サイエンス
植物食べる最古のトカゲ 石川・白山市で化石
(http://www.asahi.com/science/update/0313/OSK200803130121.html)
2008年03月13日21時30分

 石川県白山市(旧白峰村)の国の天然記念物「桑島(くわじま)化石壁」(白亜紀前期、約1億3000万年前)から01年に発見されたトカゲ類の化石が、葉などをえさにする植物食トカゲの中で世界最古とわかった。県・市教委が13日、発表した。トカゲは当時も現在も肉食が大半で、植物食はまれだが、植物食登場の背景には、花を咲かせて栄養価の高い被子植物の出現があったとみられ、植物の進化を探る上でも貴重な化石という。

 調査した真鍋真・桑島化石壁産出化石調査協議会委員(国立科学博物館研究主幹)とロンドン大のスーザン・エバンス教授が、新属新種として「クワジマーラ・カガエンシス」と命名。ラテン語で「加賀の桑島の小さな乙女」という意味だ。共同論文が14日、英古生物学会誌「パレオントロジー」に掲載される。

 化石は上下のあごや頭部の骨、歯など計11点。下あごの歯は長さ2ミリ、幅0.4ミリ。肉食トカゲの歯は先のとがったナイフ状だが、クワジマーラの歯は、かみ合わせの面が広くて縁にギザギザがあるなど、植物を食べるのに適応した特徴があった。体長は25~30センチと推定される。

 これまで最古の植物食トカゲは、アメリカ西部で見つかった「ディコソドン」(白亜紀中ごろ、約9960万年前)で、クワジマーラは約3000万年さかのぼる。

Fossil Teeth of Kuwajimala kagaensis
発見された「クワジマーラ・カガエンシス」の歯(下あご)=白山市教委提供

Image of Kuwajimala kagaensis
「クワジマーラ・カガエンシス」の想像図=菊谷詩子さん作画、白山市教委提供

Map of Kuwajima Formation
桑島化石壁の周辺地図
(asahi.comより)





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Last updated  2008年12月30日 14時50分39秒
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