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テーマ:日々自然観察(9780)
カテゴリ:自然
アルビノではなく白変種
ムラサキハナナの白変種を見つけました。 ムラサキハナナ白変種1 posted by (C)あっちゃん6331 両性類や爬虫類などの動物ではアルビノ(白化)の報告を聞くことがありますが 植物でアルビノと呼ばれるのは、クロロフィルが無いものをアルビノとされ葉や茎が白い、光合成出来ない物を言い、花の色素が抜けること白変種と呼ぶそうです。 白色、以外の花にはみな、稀に白変種が発生します。 遺伝的な問題は特になく、正常に繁殖することができます。 ムラサキハナナ白変種2 posted by (C)あっちゃん6331 ただ正常な物と比較すると、明らかに生育が悪く、草丈も小さい。 自然界では白変種が継続交配することは、白曼珠沙華や白藤のように人為的に保護しないと急激に減少する運命を背負っています。 それにしてもシロバナのムラサキハナナは滅多に見ないので、何万分の一、何万分の一の確率なのでしょうね。 話は変わりますが、次は仏炎苞が2つある マムシグサ。 これも珍しい。 マムシグサ二重仏炎苞1 posted by (C)あっちゃん6331 この時期、自然解説の中でマムシグサについて話す機会が多く、尾花と雌花のチェックの時に見付かりました。 マムシグサ二重仏炎苞2 posted by (C)あっちゃん6331 この花は雌花で、中に入った昆虫は二重の檻に閉じ込められることになります。 マムシグサ二重仏炎苞3 posted by (C)あっちゃん6331 でも自然の中のちょっとした変化が、何万年、何億年の中で動植物の進化を進めてのかも知れませんね。 -------------------------------------------------------------- 尾瀬の入り口戸倉温泉 「マルイ旅館」アットホームな雰囲気がお気に入り、トレッキングの疲れも大浴場で癒せます。 旅館専用の体育館もあり夏合宿にも最適ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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