「ビール好き・・・でした(2)」
ビールの泡。。○ニポンのビールは炭酸を加えているため、ベルギービールのような細かな泡立ちは望めない。生きた酵母ごと封をした瓶詰め後も発酵をしている「瓶内発酵」その類のものと比べるとニポンのビールはいわゆる炭酸飲料に近い発泡であることからその違いは誰にでも分かる話・・・。 現実に瓶内発酵の天然酵母が生きたまま封入されている瓶ビールは開封後の飲み残しを改めて封冠して保管した場合次に王冠を外すと最初と同じく「プシュ」を奏でます。瓶内発酵の証です。 前回の「ビール好き・・・でした(1)」 で書きましたがビールというのは同じラベルのものでも実は中身が小変更されてゆくのが常のようで、ラベルのデザインがマイナーチェンジにでもなろうものならば間違いなく味も変わる。そういう意味での発酵による発泡が本来のビールであるとすればニポンのビールが本物なのかどうかという議論になってしまうのは別にしてというよりもニポンにおいては何をしてビールと呼ぶのか、そもそもその原点からしてキワドイ気がしてきます。瓶内発酵が正しいビールならば炭酸添加のニポンのビールは正しくないので、発泡性疑似ビール・アルコール飲料とでも呼ぶべきだ。 ともあれ、少なくとも ◆なんでこんなに沢山の種類があるんだ?? (「品名:ビール」に限っても、という意味です)なんでこんなに??くらいに沢山のアルコール飲料を山ほど売っている状況というのは、改めて節酒など企む姿勢で冷静に眺めるとやたらと不自然のような気がしてきた・・・で、まぁそれは別にして、沢山の品揃えをしても品名ビールジャンルの低迷は止められなかったわけですが更に発泡酒とか第3の・・・とか、ビールという税目に対する「ニセモノのビール」昔からのビール銘柄に対して次々リリースされる「第2、第3の・・・」これらアルコール飲料どうしてこんなに沢山になってしまったんだろう とか思いつつも1品まとめて箱買いというのをしなくなっていることに気が付いた。あれやこれや試してみるわけです「あ、これはダメダメ」「これは案外いける、もう一度買ってみてもイイかな」 とか飲んでいるときの感想だけではなくて、翌日とか数日続けた時の体の変化とかその都度、少し気を遣って観察してみます。 すると、また気づいたことがあります泡。。○ 第3のビールがニポンの普通のビールにはないはずの とってもキメの細かい軟らかで豊潤な泡っ!! これはおかしいやろ! 改めて表示成分を確認するのですがデキストリンとか入れてるんだろうか・・・ とか(記載されていない・・・汗)だったら翌日の体調とか、自分の体に訊いてみるべし。なんともない人は大丈夫なんでしょう、私はどうやら少し疲れが溜まっているようで??・・・です。と思えることもある、よくあるかも知れない・・・。よくある。 ノンアル・ビール飲料というのも流行っていますが あれの成分表示を見る限り、それを飲んでアルコールを休むよりはマトモなビールを飲んだ方がよほど体にヨサソに思えたり・・・。 奇遇にも今朝、梶川泰司さんの犬のしっぽブログにはっとするコメントが載っていたので自戒の念も込めてここにご紹介をさせていただくことにします。 自発的狂気 お酒を嗜みたい状態と 酔っぱらいたい状態とを区別できない場合 その違いは 密かな狂気に期待するかしないかで決まる。 飲酒を自発的に誘導する狂気は 社会に豊富にある。 たとえば、泡だった冷えたビールの豪華なTVコマーシャル映像。 これこそアル中患者が考え出したイメージだが 社会はこの自発的狂気を放任している。 酒税を稼ぐために。 私がこれを引用するなんてかなり自虐的といえばそうですが(苦笑)