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テーマ:うつくしま・福島(306)
カテゴリ:decade(s)企画
2週間ほど前に書いたこちらのエントリに関してなんですが、実は2012~2022年度における福島市内の小学校の児童数の増減についても、ちょっと調べていました。
国公私立あわせて47校の増減は把握できたものの、ここでちょっと加工して、福島市の支所別に、児童数の増減を調べてみようと思った次第。中学校だと学区が支所の管轄区域と整合しないのでこの作業ができなかったのですが、小学校の学区は概ね支所の管轄区域と整合するんですよね。 早速、支所別の増減を、ざっくり紹介しましょう。なお、支所の管轄区域のマップは、こんな具合となります。また、支所のうち小学校が存在しない土湯温泉町支所は西支所と、児童数が極端に少ない立子山支所は渡利支所と、それぞれ合算して公表します。 本庁(8校) 2,563人 ⇒ 2,003人 560人(21.8%)減 渡利・立子山(3校) 742人 ⇒ 512人 230人(31.0%)減 杉妻(1校) 680人 ⇒ 624人 56人(8.2%)減 蓬莱(2校) 661人 ⇒ 383人 278人(42.1%)減 清水(4校) 2,069人 ⇒ 1,962人 107人(5.2%)減 東部(3⇒2校) 576人 ⇒ 541人 35人(6.1%)減 北信(4校) 1,743人 ⇒ 1,609人 134人(7.7%)減 吉井田(1校) 471人 ⇒ 510人 39人(8.3%)増 西・土湯温泉町(4⇒3校) 489人 ⇒ 286人 203人(41.5%)減 信陵(2校) 715人 ⇒ 619人 96人(13.4%)減 飯坂(6⇒4校) 1,050人 ⇒ 856人 194人(18.5%)減 松川(4校) 685人 ⇒ 544人 141人(20.6%)減 信夫(4校) 1,268人 ⇒ 1,081人 187人(14.7%)減 吾妻(4校) 1,203人 ⇒ 1,131人 72人(6.0%)減 飯野(3⇒1校) 289人 ⇒ 183人 106人(36.7%)減 市合計 15,204人 ⇒ 12,844人 2,360人(15.5%)減 減少率が特に高い支所管内は渡利・立子山、蓬莱、西・土湯温泉町、飯野の4ヶ所で、これらは中学生の減少率も高めという点で共通しています。が、この4管内に次いで減少率が高かったのが中心部の本庁管内だったのにはかなり驚きました。中学校の生徒数増減では福島一、福島四の両中が比較的健闘していたように見受けられたのですが、福島一中は杉妻支所管内の全域、福島四中は清水支所管内の一部を学区に含み、しかもこれらの支所管内の児童数減少が軽微だったからこそ、両中の生徒数もさほど減らずに済んでいたと言えそうです。また、福島三中は東部支所管内の全域を学区に含みますが、これがなければ生徒数の減少ぶりがかなり際立っていた可能性が高そうです。 一方、増加ないしは減少率が低い支所管内を確認すると、唯一児童数が増加した吉井田をはじめ、清水、吾妻、東部、北信、杉妻と、本庁管内を取り囲む形になっている点が目を引きます。つまり、児童の増減に関しては、福島市はドーナツ化現象が起こっているものと考えられます。 入浴剤 温泉の素 福島 湯めぐり 福島市 土湯の湯 土湯温泉 3個セット お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.10.24 18:04:39
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