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テーマ:高校入試・高校受験(195)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
私の母校・東北学院高校の入試が例年以上に合格者数を絞っているという話を、あるところで聞きました。確かに昨年から共学化して志願者数自体は激増したイメージがあったのですが、今年の入試結果を見てビックリ! 一般入試A・Bについて一昨年からの経過を確認すると、
一昨年(男子のみ募集) 志願者数 840人 合格者数 784人 実質倍率1.07倍 昨年(男女共学) 志願者数1,552人 合格者数1,177人 実質倍率1.32倍 今年(男女共学) 志願者数2,122人 合格者数1,175人 実質倍率1.81倍 今年の実質倍率が1.81倍!? 共学化元年の昨年より0.49倍も上昇しているとは… また、推薦入試の結果は更にとんでもないことになっています。 一昨年(男子のみ募集) 志願者数 49人 合格者数 49人 実質倍率1.00倍 昨年(男女共学) 志願者数 569人 合格者数 527人 実質倍率1.08倍 今年(男女共学) 志願者数 588人 合格者数 243人 実質倍率2.42倍 もはや何があった?と言いたくなるレベルです。少なくとも「大学は推薦で東北学院大」とお気楽に考えている(敢えて言います)ご家庭およびそのご子息はお呼びでないという話になるでしょうね。共学化に先立って制服自由化も実施しているので、むしろ傾向としては同じ私服校の仙台一、仙台二、仙台三、宮城一といった公立進学校に寄せてきているような…もっとも、これだけ合格者を絞っても、今年の入学者数は系列中学校からの持ち上がりを含めて定員の360人を軽く超えてくるでしょうし、その人数に見合うだけの指導力を有する教師を一定数確保できるかはちょっと疑問に思います。 また、東北学院高校がこれだけ頑張ってしまうと、仙台都市圏内の私立進学校の構図も、相応の変容を迫られるかもしれません。ここ十数年間私立進学校のトップは聖ウルスラ学院英智高校の特別志学Type1コースだったのですが、2030年代には果たしてどうなっていることやら。 東北学院高等学校(平成29年度) (高校別入試問題シリーズ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.11 11:16:36
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