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カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
たまに読んでいるこちらのブログで、福島県の高校野球人気の高さについて、かなりエントリを割いて考察されているのを拝見しました。
執筆された方は福島県の地方紙が2紙あることをその原因の一つに挙げており、あぁなるほどと膝を打った次第。片一方で特定の内容を大々的に取り上げればもう一方でも負けじと取り上げる…そんな構図が思い浮かびます。 そしてそれは、高校野球だけに及ばないんじゃないか?というのが、福島県外で生まれ育った福島県民である私の、福島県に対しての印象であります。例えば消防団についての扱いなんかそうですよね。火災の最前線に立つのはあくまで「消防士」であり消防団はそのバックアップ的な役割に過ぎないように素人感覚では思うのですが、福島県では「優秀な消防団をそれぞれの地元紙が年に1回表彰する」という謎の制度が存在するためか、消防団の方が消防士よりも大きな扱いを受けることが少なくありません。 また、最近では地元サッカーチームにおいても地方紙でそれぞれ別のチームに肩入れするという事態が起こっており、それが高じてたかだかJ2の試合で勝ち点1を獲得したからといって電子号外を発行するのだから、ちょっと驚いてしまいます。 「郷に入れば郷に従え」とは言いますが、福島県の地方紙の、特定の事象に対する競い合うような肩入れぶりは、ちょっと常軌を逸しているように感じます。これから福島県への移住を検討する方々には、購読する新聞は全国紙にした方が良いと進言したいですね。その方が、冷静に福島県を俯瞰できると思いますので。 日本の現場(2016) 地方紙で読む [ 早稲田大学ジャーナリズム研究所 ] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.27 21:27:25
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