[カテゴリ未分類]の記事一覧 | 障害者マジシャンの未確かな記憶　～可能性を広げるために～

最近の出会い

今日も今日とてボランティアに行ってきました。今日行くところでの活動は、今年最後の日でした。そのあとすぐに家に帰っても良かったのですが、折角繋がれたコミュニティカフェがあったのでそこに行ってみることにしました。以前行った時は確か紅茶をいただいたので、今日はコーヒーを注文しまして、それを飲んでまったりしてました・・・しばらくすると、スタッフの方が私に紹介したい人がいるとのことで、私の身体（頭）は早速自己紹介の為の手品の準備を始めました。とは言えやることは決まってますし、いつでも出来る状態にはしてあるので大したことは何もしていないのですが自己紹介なので名刺を使ったマジックです。まずお客さんにカードを選んでもらって、その後に名刺を出します。そしてお客さんに選んだカードが何だったかを聞いて、答えてくれてもくれなくても「私のラッキーカードがありまして・・・」と、名刺を裏返すとお客さんの選んだカードと一致するというものです。やっぱりただ単に名刺を渡すよりもインパクトありますし、覚えてもらうのにとてもいい手段だと思います。紹介していただいた方もまたこれから私の活動に大きな影響を与えてくれそうな方でした＾＾今年も年末に入って様々な方と繋がれる機会が持てて大変嬉しく思っています。明日は明日でもう一つ来てくださいと招待を受けているコミュニティカフェに行ってみようと思っています。最近は人との繋がりの面でも本との出会いの面でもいい出会いが沢山あるので、これからもどんどん可能性の拡大をしていけることを信じています！

スプレッドについて

手品の練習を昨日今日と最近行き始めた地域のコミュニティカフェでやっている。いや、練習というよりも研究に近いかもしれない。テーブルの上にマットを敷き、その上でカードを広げる、あまり気にしてやっていなかったが以前師匠に言われたことを思い出した。「いいか？お客様にカードを診てもらう時、スート（トランプの横端に書かれた数字とマークのこと）がお客様向きになるように広げるんだ」確かにそうだ、カードがバラバラかどうか判断するのはお客様なのだからそちらに見やすいように広げるのは当たり前のことだ。しかしどうだろう？カードを広げるスプレッドを右手でやるとマットの左上にカードを置き、右下にすべらせるようにカードを広げるほうがどうもやりやすい、しかし、カードのスートの位置を考えるとそれではスートが手品師の側に見やすく広がる。解決法としてはさっきの逆モーション（つまり、右上にカードを置き左下にすべらせるように広げる）方法をとればお客様側にスートを向けられる。・・・しかしこれもやりにくい・・・しばらくカードに触れながら考えていた。「・・・リボンスプレッド・・・」どこからともなく声が聞こえてきた・・・なんてことはないのだが、それをやってみることにした（リボンスプレッドとは広げたカードを端から起こして波打たせるようにトランプを返していく技法のこと）。するとどうだろう？今までのやり方だと表向きにスプレッド（左上→右下）してそれをリボンスプレッドで裏に戻して手に戻した。が、その逆をやってみた。裏向きにスプレッドして、リボンスプレッドして表に返す。すると、お客様方向にスートが返ったではないか！かなり地味な発見に聞こえるかもしれないが、私本人としてはとても目からうろこ的な発見だった。このやり方でやれば自分の技法にストレスもなく、お客様方向にスートを見せることが出来るだけでなく、ちゃんとリボンスプレッドをやる理由としても成り立つ！やはりただ技法を見せるだけだとどこかちょっと嫌味っぽいというか自慢気に見えてしまうのでこれはとてもいい発見でした。もし左利きで手品をされている方がいらしたら私の言った方向と逆の動きでやってみると同じことが出来るはずです。是非やってみてください。