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五木寛之氏が書かれた小説「親鸞」を読み終えました。
親鸞が幼少期から成人して法然の浄土宗をついで浄土真宗を開くまでのストーリーを、作者なりに脚色して描いた小説です。
比叡山で苦労して悟りを求める姿や、わが身を捨てて人を愛する姿など、人間親鸞の姿がリアルに描き出されております。
親鸞は人生の区切りで四度名前を変えております。
早くして親から別れ叔父に育てられた幼少期の「範宴」、比叡山で仏教の修行僧として学ぶ時の「綽空」、東山二条辺り吉水で法然の念仏を学ぶ時期の「善信」、そして、最後に自ら切り開いた境地を人々に伝える時の「親鸞」とそれぞれの人生の時期を改名してゆきます。
人間の人生は川の流れのようにつながって流れてゆきます。
その時々の流れの中で人はそれぞれ苦しみもがいて生きてゆきます。
しかし、精一杯生きればそれは次の人生のステージにつながってゆきます。
小説「親鸞」は平安末期の不安定な社会に一生懸命に生きた親鸞の姿を描き、今に生きる私たちにその生き方のヒントを与えようとしているようにも思えます。
不安定で先行きの見えない現在ですが、前向きに一生懸命に生きれば光が見えてくることを信じて努力いたしましょう。 (キャリオ)
「我が胸の燃ゆる想いや赤い薔薇・・・南無阿弥陀仏」

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昨日は日本中が金環日食フィーバーで沸きました。
姫路でも金環に近い部分日食を見ることができました。
次に金環日食を見ることができる機会は300年先のことですから、まさに今回は千載一遇の機会だったのでしょう。
心配された天候は雲が少なく、日食の観測に相応しいものでした。
用意した日食観測箱と日食観測用グラスを朝から準備して、日食が始まる時刻を迎えました。
世紀の天体ショウは6時過ぎから始まり7時30分には最大の日食が観測されました。
残念ながら姫路では完全な金環状態の日食は観測できませんでしたが、金環に近い日食を観測することができました。
準備したカメラで写真に収めることもでき、満足した日食観測をすることができました。
就職や結婚など人生における千載一遇の機会と云うものはそう度々訪れるものではありません。
そして、そのような機会があるのなら、充分な準備をして臨むことが必要です。
充分な準備をしても避けられない環境条件によって目的が達成できないことがあるかもしれません。
しかし、最善の努力をした後の結果であれば、それは諦めがつきます。
人生における千載一遇の機会を逃さないように準備を整えたいものです。(キャリオ)
夏空に心ときめくリングかな
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今、大学の存在意義が改めて問われております。
「大学」の存在は古来ギリシャのアリストテレスやプラトンの時代からありましたが、その存在意義は時代に即して変化してきております。
現在のようなキャンパスを備えた大学として存在したのは11世紀イタリアのボローニャ大学が最初と云われております。
その後、中世のヨーロッパにエリートのための「知の拠点」として大学が建てられました。
グーテンベルグによる印刷術の発明で知識を伝承するための場としての役割は少なくなりますが、「研究と教育の場」としての大学の意義が大きくなりました。
その後、世界各地に大学がたてられて、現在では世界全体で18000もの大学があり、今も大学と学生の数はますます増加しているようです。
日本では現在773大学があり、学生数は285万人いるとのことです。
1990年以降の大学の増加は一種のバブル状態化しており、エリートのための大学からユニバーサルな大学になっております。
そして、インターネットの出現によって「知の拠点」としての大学の意義は変わってきております。
知識を求めるのであれば、大学に行って学ぶのでなくパソコンを使ってインターネットにアクセスする方がより豊富な知識を得ることができるようになっております。
また、大学への進学率が54%になっている日本では、大学へ入学する時の親や本人の目的の大きな部分として、卒業後の就職先のことを考える傾向があります。
これに対応するために、「知の拠点」としての大学から「就業力」をつけるための大学へ変貌しようとする大学が増えております。
大学の意義として何を求めるのかは、いま世界の大学で新しい方向を模索しております。
インターネットを利用した「バーチャルユニバーシティ」や日本で新しい取り組みとして始まっているエリートのための大学内の「リーダー養成塾」設立のような、様々な取組がなされております。
大学とは、各個人がそれぞれの個性を活かして、社会に貢献できる人格を形成するための場、自分のアイデンティティ(個性)を磨きあげるための場と認識して、学生の皆さんは日々研鑽を積んでいただきたいと思います。(キャリオ)
紫陽花やあなたの色はどんな色

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昨日、私が加入している日本キャリア開発協会の会員1万人達成記念大会イベントに参加してきました。
海外からの参加者も含め、全国から1000人を越える会員が参加した盛大なイベントでした。
その中で「希望を人生とキャリアに吹き込む」と題したノーマン・アムンドソン博士の講演は心に感銘を与えるものがありました。
希望を持っていれば、どのような問題に直面しても、より良い明日に向けた新しい可能性がある。
希望を調べた研究によると、希望に満ちている人々はそうでない人々に比べて健康で、人生により満足しており、より大きな成功を達成する可能性が高いと云うデータがあるそうです。
人生を幸福に生きるには、希望に満ちた未来を思い描くことが大切です。
有意義なゴールまたは可能性を思い描くことです。
そして、そのゴールに到達するポジティブなルートを思い描き、ポジティブな結果が実現するだろうと信じることが大切です。
それが出来れば、あとは具体的な行動を取ることです。
幸せな人生を過ごそうとしている学生の皆さん、希望に満ちた未来を思い描きましょう。(キャリオ)
人の世に希望吹き込む五月晴れ

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「古池や蛙飛び込む水の音」は俳句を代表する芭蕉の句ですが、この句の解釈には謎があるようです。
この句が読まれたのは芭蕉が吉野山の本善寺に立ち寄った時だと云われておりますが、その寺にある句碑の近くに池はありません。
芭蕉の弟子の支考が書いた本「葛の松原」でこの句のできた背景が述べられております。
それによりますと、この句は最初に「蛙飛び込む水の音」が出来ていたと云います。
それに後で芭蕉が上の句を付けたということです。
苔が鬱蒼としたふるい池のほとりで芭蕉が俳句を読んだ光景を思い描いていた幻想は打ち破られてしまいました。
人には思い込みがあり、それが原因で不幸な結果を招くことがしばしばあります。
アルバート・エリスが確立した論理療法では、非合理的な思い込み「イラショナルビリーフ」を取り除くことで人を心理的な支障から開放して正常な状態に導く心理療法を構築しております。
私たちは毎日生活している中で、この「イラショナルビリーフ」に取り付かれて知らない間に大変なマイナスを蒙っていることがあります。
就職活動中の学生の皆さんも、就職先の選定で有名な会社と云うだけで就職先を決めてしまうことは間違いの基になります。
合理的な判断の基に就職先の選定をしてください。(キャリオ)
から池へ飛びそこないし蛙かな

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日本では失われた20年と云われて久しくなります。
太平洋戦争で荒廃した国土を復興して驚異の成長を遂げた日本ですが、経済のバブルが崩壊して以降の停滞は目を覆いたくなります。
経済成長を支えてきた段階の世代が60歳から65歳の定年を迎えて第一線から引退する時期を迎えております。
停滞した経済を立て直すには、いままでと違った観点からのアプローチが必要となります。
そんな中で、最近の若者の間から起こっている動きがあります。
「社会的企業」と云う取り組みです。
従来のように利潤を求めることを第1義と考える企業活動から、社会への貢献を優先して考えようとする企業活動への移行です。
利潤のみを追求する市場中心の経済の道は行く手に閉塞感があります。
従来の経済の下では、人の本当の幸せを求められなくなっております。
資本主義経済の先進国であるアメリカでもヨーロッパでも経済は生き詰まっております。
グローバル化した経済は世界全体にその閉塞感を漂わせております。
これをブレークスルーするためには今までと違ったパラダイムによる経済活動が必要となります。
「社会的企業」はそれに答えられるかもしれない企業活動です。
若い人達に「社会的企業」活動の展開により閉塞感のある社会を改革してもらうことを期待したいものです。(キャリオ)
若人の望み気高き聖五月

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人生80年の中で学生時代は後の人生に大きな影響を与える期間です。
特に、大学時代の4年間の過ごし方によって将来の職業や生き方に大きな違いが出てきます。
従って、この時期をいかに過ごすかが大切になります。
大学での学びの目的は、社会を知りつながるための能力を付けることとそれぞれの専攻分野における社会や人間の課題を解決できる社会人に育つことです。
これらの目的を達成するために、学習面・体験面・生活面での目標を設定することが必要です。
学習面では、「読む・書く・話す力」・「論理的思考力」・「基礎的学力」・「専門知識」の習得のための具体的行動内容と目標値を設定する必要があります。
体験面では、「自然体験」・「社会体験」・「職業体験」のための具体的行動内容と目標の設定が必要です。
また、生活面では、「友人作り」・「マナーの習慣化」・「価値観の醸成」・「ストレス耐性の養成」のための具体的行動内容と目標の設定が必要です。
今年大学に入学された皆さん、これからの大学生活において以上のことを充分に留意して過ごされることをお願い致します。
それを果たされれば、将来豊かな人生が待っております。(キャリオ)
人生のカンバス飾り風薫る

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