218898 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

Catherine’s Room

Catherine’s Room

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

コメント新着

http://buycialisky.com/@ Re:タイ旅行決定!(10/21) whats better viagara or cialischeap gen…
http://buycialisky.com/@ Re:Gregからのメール(04/05) cialis levitra link viagra blogspot com…
http://buycialisky.com/@ Re:お久しぶりです。(02/17) buy cialis soft online without dr appro…

プロフィール

catherine.jp

catherine.jp

2011年02月17日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

もうすぐオーストラリアに移住して4年になるのだけど、
今年はオーストラリアに住んでいることが、完全に日常になった年だと思う。
逆に慣れすぎた故、残念ながらブログの更新が極端に減ってしまい、
日本のお友達から「大丈夫?」「元気??」とメールをいただいたけど(すみません)
Gregも私も比較的元気で充実した日々を送ってます。
来年はもう少し更新できるように、なんでも好奇心をもっていかないと。


毎日会社に行って、家帰って夕食とお弁当を作って、散歩かジムに行って、勉強してって
日本いたときと全く同じことの繰り返しだけど、
お庭の花がきれいに咲いたとか、
Gregが時々私にヘンテコな日本語で話しかけて笑いをとってくれるとか、
前には車で怖くて一人では行けなかった所が
今はスイスイとドライブして行けるようになった事とか、
取るにとらないことだけど、そういう小さい幸せ、達成感を積み重ねることができる
今の静かな生活に満足しています。


ここ一年で変わったことといえば、
オーストラリアの生活に対して肯定的な見方ができるようになったことかな。
今までは正直「仕方なく住んでる」感があったのだけど、
今は、心からオーストラリアに住めてよかった、
私たちにとってこの選択で間違えなかった、と思えるようになりました。


きっかけは、新婚旅行で行ったヨーロッパ旅行だったかもしれません。
5週間でイタリア、スイス、ドイツ、オーストリア、ポーランドを回る、
私の長年の念願だった旅行、Gregにとっても10年ぶりの帰国となるポーランドだったけど、
帰ってきてからの私たちの感想は
「楽しかったけど、やっぱりオーストラリアに住めてよかったね」だった。


なぜか?



久しぶりに旅行中に、オーストラリアでは全く感じない
「私は外国人、よそ者」感を感じました。


残念ながら一番落ち着かなかったのは、ポーランド。
普通にGregと観光地でない場所で買い物していると、向けられる視線。
もともと長い間あまりアジア人などいない土地柄だけど、
普段めったに声を荒立てることなどないGreg氏が、
私でさえ気付かなかった差別的な視線に気づいて、静かに、
でも明らかに普段と違う低いトーンで、
「この国の女どもが大嫌いだ。あいつら頭空っぽのレイシスト(人種差別主義者)だ」と
言い放ったこともありました。

まあ、単にアジア人が珍しいらしく、好意的にあなたに関心がありますよ、的な
視線も結構あり、きっとポーランド語が話せたら、ずいぶんこの国の印象が
変わるだろうな、と思ったけど、
今から私がポーランド語を仕事で使えるレベルに高めるには、
ホント、何十年かかるのだろう?
私が今二十代で、これから大学とかで集中的にポーランドを学ぶのであれば、
30歳になるころまでには、仕事できるレベルにはなんとかなると思うけど、
私はとっては、いずれにしてもすでに時間切れ、のような気がします。
義母や家族と会話するのに、日常会話ぐらいできたら、どんなにかいいでしょうけど。
あとポーランドでは、どんなに努力しようと、
私と私の子供は、一生外国人で、どうしても部外者の枠を出れないのも
やっぱり寂しいことのように思う。
10年前にポーランドを訪問した時も直観的に感じたけど、
ポーランドは私を呼んではいないような気がします。


ヨーロッパ旅行から帰ってきて、
メルボルンで普段のスーパーマーケットで買い物をしたとき、
入口で先に入ったピアスを開けた今風の若いお兄ちゃんが、
買い物かごを二つ取ってしまったからって、
後ろにいた私に、ニコっと笑って一つかごを手渡してくれたんです。
普段なら何も特別なことを感じない、日常のひとコマなのだけど、
このときは 「あ、この人私のことアジア人だからって、特別視してない」、と
ふとほっとしたというか、
メルボルンに帰ってきてよかった、ここでは私は部外者ではない、と感じました。


今まであたりまえに享受していた、平等、多文化受容といったオーストラリアの価値観が、
私にとっては、日常的な安心感、心の平穏をもたらすものなのだと、
ふと気付いた瞬間だったと思います。


これからずっとオーストラリアで生活していくと、きっと
嫌だと思うこともいっぱいあるし、
オーストラリアだからといって、特別面白いことも何もないけど、
まあ、なんとかなるかな、と今は思えます。
Gregも私も移民だから、いろいろと不自由もあるけど、
ある意味、夫婦間では平等だし、お互いの苦労がよくわかりあえます。

年々物価が上昇したり、ますます住みにくくなっているように感じるけど、
ここで生活できる権利を与えてもらえたことに感謝しなくちゃね。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年02月17日 20時53分13秒
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.