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October 4, 2012
カテゴリ：今夜の晩ご飯
 大阪営業所を閉鎖されるかもしれないということで、 予告もなく、就業間際に当社を訪ねてくれた 化成品部の取引先。 何だかんだと話をした後は「一杯、やりますか？」 「居酒屋・創作料理」の拒否権を僕が使い、 「ホルモン・餃子などの鶴橋系」の拒否権を取引先が行使したため 間を取って、今夜はイタリアン に決定。  前菜なども いくつか食べたのですが、どれも組み立てが安直だ。 接待なので、安いのはありがたいのですが、 一皿一皿に対する入魂の念が小さく、食べる我々も惰性で食べてしまう。 オシャレな居酒屋と変わりません。 もちろんここは一流店ではないのですが、 調理師免許を持っているという程度で店の看板を出している気さえします。 これはひとえに イタリア レストラン業界内での問題。 十数年前、雨後の竹の子のように乱立したフレンチも 現在では 志の高い店しか生き残っていないように イタリアレストランも後に淘汰されるのでしょうが、 今のところ「産みの苦しみ」ならぬ、「淘汰の苦しみ」ですね。  これなんて、 新鮮さを生かした調理が売りのイタリアンとは言え、 もう少し味を科学してみたらどうかと思います。 日本人ならできるはずです。 どの食材の、どの調味料も互いに打ち消しあうようでは 農家の方に対しても、食材そのものに対しても 失礼ではないだろうか。 美味しいものが 街からなくなってきたように感じる。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
最終更新日
October 5, 2012 07:03:04 AM
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