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カテゴリ:本、講演で学んだこと
米国の精神科医、ブライアン・ワイス氏の前世療法(2)を読みました。
私の楽天の大切なお友達あるがママさんに教えていただいた本です。 「前世」なんていうと、なにか宗教や霊的なものと関係がありそうですが、れっきとした精神科医が、たくさんの症例をもとに 書いているっていうことに、まず驚きました。 ある患者さんが、水をものすごく怖がっているとします。この原因を探るため、催眠療法で、その人の過去に 水を恐れるような体験がなかったかを探します。 ところが、キャサリンという女性の患者さんに「あなたの症状の原因となっていた時期まで、戻ってください」と指示したら、なんと4千年も前の人生に戻ってしまったというのです。 キャサリンはそこで、大洪水に巻き込まれて命を落としてしまったのでした。 その後、不思議なことに、キャサリンの症状は急激に良くなっていきました。 「前世療法」第一巻のほうには、ワイス医師の体験した、このような症例が、たくさん報告されています。 そして、人は何度も生まれ変わり(輪廻転生)、肉体は滅んでも、魂は永遠であることが理解できました。 人は男性にも女性にも生まれ変わり、国を超えて様々な時代を体験します。 今世の親しい関係の人が、過去には自分の親や兄弟、主人だったりなんてことも、よくあるそうです。 肉体が死を迎えると、魂は すばらしい光に吸い寄せられ、ガイドやマスターといわれる、もう生まれ変わって修行を積まなくても良い高度な存在に出会います。 そして、今終わった人生について反省し、次にどんな人生を体験するか決めるのだそうです。 「前世療法」第2巻には、さらに進んで、では今世の私は、なんのために生まれてきたのか?何を学べば良いのか?自分でも出来る退行催眠の方法などが紹介されています。 過去世を体験するとなぜ症状がよくなるのか?という私の疑問も、次の説明でなんとなく理解できたと思います。 「自分の肉体は死んでも、自分自身は死なないということを体験することによって、人間は誕生や死を超越した神の資質を持っていることに気がつきます。すると心配しなくなり、ゆったりした気分になります。エネルギーが恐れや苦しみから、いやしのプロセスへと向けられるようになるのです。」 また、このようにも書かれていました。 「過去世を思い出すことは誰にとっても必要だったり、重要だったりするわけではありません。すべての人が今世に昔の障害や傷を持ち込んでいるわけではないからです。大切なのは現在であって、過去ではありません。」 これは大切なことですね。誰しも前世の自分は誰でどんな人生だったのか、興味があると思います。でもこれは、今をどう生きるかのヒントにしたいものです。 何のために知るのかを間違えてはいけませんね。 ではこれから、この「前世療法」のお話がたくさんでてくる、「生きがいの創造」を読みたいと思います。この本は斎藤一人さんがぜひ読んでください!と推薦してくださった本です。 生きがいの創造新版飯田史彦著 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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