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カテゴリ:2019.10〜リタイア夫婦の日常
10月から、外国人向けボランティアセンターの依頼で、
50代の中国人女性と、日本語レッスンを始めた。 ボランティアだから交通費も出ないんだけど、無理しない程度に。 やはり日本人と結婚していたお姉さんの紹介で、はるばる大連のさらに車で4時間の村からお見合いにやってきて25年、日本に住んでいる。 すごく美人な方。日本人のご主人も結婚即決でしょう。笑 親の代から自営だったご主人の商売がうまくいかなくなり、閉めてしまってから、彼女は、ずっと飲食店の裏方で働いてきたらしい。 来日時に習って、日常なんとか分かる日本語だけど、パート仲間との雑談などわかりにくく、また自分の気持ちを伝えにくいので、あらためて、私と日本語を勉強している。 一人息子は大学生で、アパート代やら一番教育費がかかる時、パートはやめられないそうだ。 さて、その大連から4時間の村から今月、90歳のお母上が来日してきている。本国では、身体の弱い60代のお兄さんと二人で住んでいるらしいが、さすがに90歳、息子との暮らしに不自由があり、とりあえず娘のいる日本に来たわけだ。 しかし、観光VISAだから、長期在留資格は無く、なんとかして日本に残って、娘夫婦と最期まで穏やかに暮らしたいと言う希望があるようだ。 しかし、実母であっても、外国人の日本の在留資格は難しい。 永住権を持ち、日本で安定した暮らしをしている娘の元に引き取られることであってもだ。 私も調べてみたよ。 東京時代のバングラデシュ青年の永住権は取れたけど、彼らは日本に税金や社会保険や、きちんと払っていける。 結局、中国人の母としては、娘の家庭の扶養家族になり、生活費も頼り、日本の健康保険を使えることが最大のメリットだが、当たり前に日本人だったら普通にあるケース。 日本で全く貢献度(例えば、税金を払っているとか、年金を払っているとか、)がない90歳、やはり在留資格を得るには難しい。日本も甘くないのだ。日本人のための国だから。 本国の兄がどういう状態であれ、中国で孤独ではないとなると、あえて日本で暮らすという同情票は入らないということ。 さて、在留6か月まで粘って、娘夫婦と住んでいる間に、在留資格が取れるだろうか。 とりあえず、激寒の冬は暖かい日本で暮らせる。 専門機関や事務所にお金を払って相談が一番だと考える。 半年経って中国に戻ると、再訪する体力はないだろうと言っていた。 余談 中国人はあまり生魚を食べないと思っていたのだけど、 日本の刺身や寿司は安全で美味しいからと、頻繁に食べているらしい。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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