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カテゴリ:図書館戦争
「策動セシハ手塚慧」
今回は、一匹の山猿(ついに、OPナレーションの郁の突っ込みは声だけではなくなりましたな)が査問にかけられるというお話でしたね。 査問にかけられる事になった郁は、堂上教官達から対策をがっちり予習させられて、多少危なっかしいところもありましたが、時間内はなんとか粘る事ができました。 ICレコーダーを忍ばせて録音して、成果を聞いていると、迎えに来た堂上教官とのやりとりまで、ばっちり録音されていたという、おまけつきで(笑) すっかり、ベタ甘モード突入かとなりますが、甘いわけではなく。 査問を受けた郁に対する寮生の態度は冷たいもので、つらい立場になることがわかっていただけに、堂上教官は柴崎にフォローを頼むという手回しの良さ。 柴崎ならば、十分に頼れますからね。 そんな郁に手塚兄からの呼び出し。 未来企画の狙いを説明して、郁を勧誘しますが、政治的駆け引きがメインとなってしまっている未来企画の思想に、今の読書の自由を守る事の重要性こそが全てと言っても過言ではない郁が賛同するわけも無く、決裂。 元々、手塚兄の狙いは弟を引っ張ってくる事だけですので、あっさり郁は餌でしかないと白状。 弟に対する冷酷な態度に激怒する郁の暴走を止めるような形で、この件に関しては静観を決めた事にしていた堂上教官が参上。 郁を取り戻します。 ついに、本格化し始めてきた、こっぱずかしい激甘ストーリーと言う感じですね。 郁も堂上教官に対して心を許してきていますし。 とどめに、憧れの王子様の正体が堂上教官であったと、手塚兄からの手紙でばらされますし。 今回のお話は、結構好きなものですし、朝比奈に対する柴崎の逆鱗に触れた静かな怒りであるとか、楽しく見られるのですが・・・ やっぱり、原作を読んでいる身としましては、詰め過ぎているので、説明不足を感じるというか、王子様の正体がわかると言う事も、もっと常日頃から王子様という存在を強調しすぎるくらいで、かつ、堂上教官を王子様と比べてしまってとかそういう積み重ねをやりすぎというくらいやっていればと。 ということで、原作を知らない人にはどういう風に思われるのだろうかとか、そういう方が気になるんですよね。わかった上で見ていると、いろいろと補完してしまうので楽しめてはいるのですが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年05月30日 01時34分43秒
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