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カテゴリ:読書 小説
2年間の返済期間の間に借金を劇団の収益だけで返済、それが出来なければ即解散という条件でなんとか生き伸びた小劇団を舞台としたシアター!の2作目になります。
前作の時点で、借金の期限までやっていないので当然続編があるだろうと思っていましたので、やっと来たなと。 演劇というものが、いかに食えないかという諸々の問題を見せつつ、それでも役者業に奮闘する青春ものである事は続編ですので、そのまま引き継がれていますね。 そして、続編だからこそ設定の説明であるとか、キャラクターのとっかかりとかの説明をそれほど多く割かなくていい分、より突っ込んだ人間関係というのが出ていますね。 というか、作者にありがちなベタ甘恋愛要素が増えているというか(笑) これを読んでいると演劇とか見るのが面白そうだなぁと思ったりするんですが、じゃあ実際に出かけるかというと私は出掛けないなぁと。 演劇が好きな人は、これに刺激されて見に行くんだろうとは思いますけどね。 一応3までは続くのではないかと、あとがきに書かれていますが、いろいろと作者の想定外にキャラが動いてしまって書いている本人も驚いているというような事のようなので、4くらいまでひっぱっても良いんじゃないかなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年03月10日 21時00分53秒
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