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カテゴリ:GIS
2日目は金曜ということで、例年であればもっとも集客が上がる条件だが、残念ながら朝からの豪雨でなかなか伸びなかったようだ。
それでもシンポジウムは軒並み人が入っていたように思う。 毎年思うことだが、展示会場とシンポジウム会場の導線が今一つよろしくない。 もう少し案内があってもいいとおもうのだがどうだろう。 それでもビッグサイトで開催していた頃はもっと離れていたことを考えればこんなものなのだろうか。 この日の目玉はGoeアクティビティフェスタ。 Geoアクティビティフェスタは「世の中にある様々な地理空間情報の活用に関する独創的な アイデア、ユニークな活用事例、研究成果等について、展示やプレゼンテーションを行う場を設け、関係者間の交流による地理空間情報の利活用の促進及び拡大を目指すイベント」で、民間事業者や大学関係者等の皆様からの応募の中から、第一次選考を通過した21名によるプレゼンテーションと展示が行われた。 1日かけて発表が行われ、審査員による審査に加えて、来場者による投票で評価される方式。 外にはそれぞれのブースが学会のポスターセッション風で、発表者と直接やりとりすることが可能。 ブース代や発表者の交通費も国土地理院が負担するという力の入り方。 これはなかなかいい試みだったと思う。 地理空間情報活用推進基本法ができて法的な背景が整い、基本計画を策定して地理空間情報の活用と流通を促す。 ここまでの流れはできたとして、その先は国が旗を振ったところで、みんながさまざまな試行錯誤をしながら活用事例を作らないことにはG空間社会の実現などままならない。 結果として、いくつかの面白い取り組みが出てきた。 その成果を利用するユーザーが増えることで活用や流通が進んでいく。 ならばそこに貢献した力をきちんと評価することは絶対に必要。 それがこのGeoアクティビティフェスタであり、電子国土賞であったと思う。 受賞された皆さん、おめでとうございます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.23 08:16:46
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