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カテゴリ:地図・位置情報サービス
米Googleは18日、各種店舗・施設の内部のパノラマ写真を公開している「おみせフォト(Business Photos)」を、「Google マップ」上から探して簡単に見られるようになったと発表した。
「ストリートビュー」と同じように“ペグマン”を地図上にドラッグ&ドロップすれば、その場所のおみせフォトが表示される。 おみせフォトは、店内の様子をその場で360度見回したり、ストリートビューと似たインターフェイスで歩き回って見られるもの。 現在、世界で10万個所以上(うち日本国内は3万個所以上)が公開されている。 従来は、該当店舗の「Google+ Local」ページやGoogleの検索結果ページ、おみせフォトを集めたギャラリーページなどからたどる必要があり、ストリートビューのように地図上から直感的にアクセスすることができなかった。 それが今回、ペグマンのアイコンを地図上にドラッグすると、ストリートビューが公開されている道が青く表示されるのと同時に、おみせフォトが公開されている店舗の場所にオレンジ色の丸印が表示されるようになった。 そこにペグマンをドラッグすることで、おみせフォトのサムネイル画像が吹き出しで表示され、そのままドロップすれば拡大表示される。 これにより、明確な目的を持って調べている店舗の内部を確認するといった使い方だけでなく、地図で表示しているエリアでおみせフォトのある場所にぶらりと入ってみるといった楽しみ方や、おみせフォトで見つけた店舗について情報を検索して実際に訪問してみるといったこともできるようになった。 (INTERNET Watch) ---------------------- これは便利な機能。 場所案内的なストリートビューにお店の営業案内的な(?)パノラマ画像を組み合わせることは、地図上で屋外と屋内をシームレスに繋ぐ以上の意味がありそう。 ロケーションと店の雰囲気を同時に知ることができるのは、別メディアはもちろん、これまでのWebサービスでもなかなか実現できなかった部分。 ストリートビューの延長線上でできるのなら、インターフェイスとしても悪くないだろう。 上手くいくようなら単なる案内を越えて、お店で用意する動画などに受け渡すことで広告オプション的なビジネス展開も考えられる。 単に情報としてばかりでなく、ビジネスのマルチプラットフォーム化する可能性も十分。 最近ストリートビューが地図とリアルのかけ橋として上手く機能しているように思えるようになった。 これは慣れもあるのだろうけど、結局のところこういう立ち位置のサービスを世の中が欲していたということだろう。 もはや元来の地図とは別物。 しかし必要なインフラという意味では間違いない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.20 00:16:21
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