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カテゴリ:日活撮影所あれこれ
和泉雅子、日活の女優さんだが、人気の方は今ひとつだった。おとなしいかったからかもしれない。
和泉雅子(マコちゃん)は山内 賢(久保 明の弟)とのコンビの作品が多かったが、その後は高橋英樹と任侠路線「男の紋章」に出演、安定した演技を見せた。 マコちゃんがケン坊とコンビを組んでいた頃、私は二人のお供で横須賀まで出かけたことがある。横須賀ライオンズクラブの催しで、二人が歌を披露するアトラクションにでることになった。ピアニストが必要というので私が手配し、現地に直接来て貰ったのだ。 俳優部の広瀬 優さんが司会役で同行。ケン坊はドラム演奏も披露するので楽器を積んだ車で別行動。マコ、広瀬さん、私の3人で車に乗り込み横須賀まで往復のドライブとなったのである。 マコちゃんはもっぱら広瀬さんと話す程度で、自分からいろいろ話かける方ではなかったと記憶している。 私の仕事はアトラクション会場の設営、ピアニストへのギャラの支払いなどで、1時間程度で終了したと思う。マコちゃんの歌の方はまづまづと言った所だった。 彼女が演技開眼したのは浦山桐郎監督の「非行少女」だろう。つとに有名な浦さんのきつ~いしごきに耐え抜いた彼女は立派だった。 後に冒険家として名をはせた彼女の素質はこの時の浦山監督の薫陶の賜物だと私は信じたい。 【古本】笑ってよ、北極点/和泉雅子 女性で始めて北極点踏破の大偉業を成し遂げた彼女に大拍手を贈りたい。 ≪和泉雅子出演作品≫ オムニバス/日活映画スター大集合 女たちの忠臣蔵~いのち燃ゆるまで~ 大作「戦争と人間」 あゝひめゆりの塔 ブログランキング参加中 どうぞよろしく ↓ 楽天ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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