「ダンス・オブ・ヴァンパイア」
2006年8月18日(金) 帝国劇場原作:映画「The Fearless Vampire Killers」Courtesy of Turner Entertainment Co.,音楽:ジム・スタインマン脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ演出:山田 和也振付:上島 雪夫出演者:クロロック伯爵(山口 祐一郎) アプロンシウス教授(市村 正親) サラ(大塚 ちひろ) アルフレート(浦井 健治) 宿屋の亭主シャガール(佐藤 正宏) シャガールの女房(阿智波 悟美) 女中マグダ(宮本 裕子) ヘルベルト(吉野 圭吾) せむし男クコール(駒田 一) 他アンサンブル総勢39名ストーリーは題名の通り、ヴァンパイアの話です。ヴァンパイアを研究するアプロンシウス教授と助手のアルフレートが、トランスバニア地方(現ルーマニア)の雪深い村にやってくる。ここの村人はニンニクを手に持ち首にぶら下げている。シャガールの宿屋では村人が集まり、ニンニクを片手に歌い踊っている。そして、この村の城にはクロロック伯爵といヴァンパイアが居るという。詳しくは東宝HPダンス・オブ・ヴァンパイアをみて下さい。日本でこの作品を上演するのは初めてなので、1回ぐらいは観ておかないとなぁ~~と思っていたのです。7月から公演したいたのですが時間&希望日のチケットが取れずというか、私の希望するチケットが数少ないB席だからいけないんですけど、やっと8月に入って観ることができたのです。まぁ、主演の方が苦手な俳優さんだったので、なかなか興味をそそられなかったというのも本音なんですけどでもね、観に行って思ったのは、「ヤバイ!この作品好きだわ」何が好きって、ダンスなのです。宿屋で踊っている村人の踊りも楽しいし、ヴァンパイアの化身が踊る誘惑的なダンスも素敵なのです。ラストシーンのほぼ全員で踊るダンスシーンは圧巻です帝劇の広い舞台をこれでもか!って使って踊る群舞は見事でした。もう、ダンス好きの私にはたまりません主役なんてほとんど目に入らず、ダンスばかり観てしまいました。私の友人は。7月から観始めて、すっかりこの作品の虜になってしまい、帝劇に通っている気持ちがよーーーくわかりました。わたしも、最初から観ていたら、きっと通っていたに違いないです。えっと、主役のヴァンパイアがコウモリの羽がついたセリというか、籠のような物に乗って降りてきた時は、仁王立ちしたヴァンパイアの姿が、紅白の小○幸○さんの衣装みたいなので噴出してしまいました・・・決して笑うシーンではなかったんですけど。この話を友人にしたら、ある人は「スターウォーズのダースベーダーのようだと言った人もいるよ」と。それもまた納得なんですけどね。もし、この作品の再演が決まって、出演者メンバーが同じだったら、足しげく通ってしまいそうです。