その1はこちらです⇒
September 13, 2019
会場内には壁に掛けられた漫画原稿のほか、阿修羅の水墨画、カバー絵の小説や、
萩尾先生蔵書の海外版「11人いる!」の展示もありました。
何枚もの大判のイラスト布が天井から吊り下げられた会場の様子は
TwitterとFacebookに載っています。
公式ページからご覧ください。
萩尾望都SF原画展公式ページ
http://hagiomoto-sf.com/
吊り下げられた大判イラストの中で私が気になったのはこちら。
ハヤカワ文庫「妖精の王国 」 スプレイグ・ディ・キャンプ(著者)
大きくなると幻想さが増して透き通るような美しさでした!
カラー原画と印刷との違いを見比べたり、ストーリーを読みふけったりと
展示品を楽しんでいるうち
ヒュー―コーー
というような音が聞こえていて。
ずっと空調だと思っていたのです。
そうしたら。。。
びっくり!
燃え盛る炎。
阿修羅王の効果音でした!
嬉しいことに、ここだけは写真も動画も撮影OKだったのです
近づいてみました。
背景の前に人物、その前後に炎とシャドーボックスのように配置され、
後ろからのライトアップで立体的に見えています
スターレッドと
マージナルも堪能しました!
ところで
萩尾望都先生のSF作品の中で、何が一番好きですか?
私は「11人いる!」です。
別冊少女コミックに掲載された当時、なんて斬新なタイトルなんだろう!
なんて個性的な登場人物たちなんだろう!と
ワクワクしながら読みました。
その本編の一部やカラー扉絵、予告カットの原画が
たくさん展示されていて。。。子供の頃の私にも見せてあげたかった。
手書きのプロットにも感動します!
萩尾望都作品集の「11人いる!」を持っていて
友人や、この作品を知らない人に、手に入りやすい文庫版↓で
布教活動したこともありましたが
↓こちらの復刻版では続編、「東の地平 西の永遠」や、カラーページ、綴じ込みポスター、
2色刷部分も再現されているそうで。。。
欲しくなっちゃいます
夫が好きなのは「百億の昼と千億の夜」。
結婚した時、二人とも同じコミックスを持っていて笑えました。
願わくば「萩尾望都の世界」付録ポスター「阿修羅・幻の戦い」の原画も
見たかったな。。。
16日には美術館の向かい側の文学館で開催される
萩尾望都先生のトークショーに行ってきます!
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