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本日ご紹介するミステリーは、島田荘司さんの「ネジ式ザゼツキー」です。
●あらすじ 記憶を留めておけないエゴン・マーカットは、ハインリッヒの紹介で御手洗潔の元を訪れる。彼の書いた「タンジール蜜柑共和国への帰還」と彼への質問から、彼の帰るべき場所へ、御手洗潔が導く。 ●簡単な感想 珍しい、名探偵視点を含む話です。御手洗さんが語り手になるのは初かと思います(たぶんですが)。とはいっても「御手洗さんはこんなことを考えていたんだ」というような新しい発見は特にないと思います。話していることと考えていることにそれほどの隔たりがないので。 SFのような「タンジール蜜柑共和国への帰還」も面白かったです。SFは苦手ですが、そういう発想ができるというか、書けるのはすごいと思います。 首にネジがついていた死体、というミステリーがメインではあると思いますが、それよりも枝葉の方が興味深かったです。意外性や驚きはあまりないようにも思いますが、ベテランだけあって堅実な感じです。 最後も良かったです。 [ミステリー]カテゴリの最新記事
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