カテゴリ:ミステリー
本日ご紹介するミステリーは、歌野晶午さんの「
舞田ひとみ14歳、放課後ときどき探偵」です。 「舞田ひとみ11歳、ダンスときどき探偵」の続編にあたります。 短編集です。 ●あらすじ 14歳になった舞田ひとみは別の中学に通う小学生時代の同級生である高梨愛美璃と再会する。愛美璃の友人である萩原夏鈴、織本凪沙と共にミステリーに挑んでいく。 ●簡単な感想 女の子三人組というと、お嬢様系、口調が乱暴(ガサツ)系、平凡系で、平凡系の子が語り部になるというのはお約束のようになっているように思います。口調があきらかに違ってわかりやすいですし、語り部から見た平凡な子は書きにくいでしょうから平凡系の子が語り部になるのも納得はできますが、もう少し違う三人組も見てみたいです。 語り部も探偵も中学生の女の子なので挑む謎もそれほど複雑ではありません。とはいえ子供向きかというとそういうわけでなく、結構重い話になっていたりもします。 罪を犯せば罰がある、という当たり前なことがきちんと書かれているのが好印象でした。 次は17歳らしいので、そちらも楽しみです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.09.30 22:02:40
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