カテゴリ:ミステリー
本日ご紹介するミステリーは、貫井徳郎さんの「
![]() プリズム」です。 ●あらすじ 小学校の先生が自室で死んでいた。彼女の部屋にあったチョコレートと彼女自身からは睡眠薬が検出され、窓はガラス切りであけられていた。その死の真相に迫っていく。 ●簡単な感想 探偵がたくさんいる話です。通常なら終盤に行われるどんでん返しが序盤から終盤まで続く感じです。 楽しめました。 以下はネタバレを含む感想です。 読まれた方のみ反転してご覧ください。 作者さん的にはどの真相を選んでも良いという形式でしたが、視点になった人たち(小学生3人も含む)を犯人だとするのは無理があるように思うので、事故ということにしました。 犯罪に関わった人たちは少なからず罰を受けることになると思うので、読後感も悪くなかったです。 誰かひとりが名探偵なわけではなく、かといって誰も迷探偵ではなく、全員がいたからこそ一応の結論まで行けたというのが良かったです。 以上です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.02.12 21:39:12
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