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2012.05.01
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本日ご紹介する本は、西尾維新さんの「
鬼物語」です。

●あらすじ
傾物語終了後、真宵と二人で歩いていた暦たちは「くらやみ」に出会う。ぼんやりとしながら確実にそこに在る「くらやみ」から二人は何とか逃れようとする。「くらやみ」に呑み込まれそうになったその時、現れたのは斧乃木余接だった。

●簡単な感想
傾物語が真宵の物語に見せかけた忍の物語だったので、忍の物語が真宵の物語になるかもしれないと思いましたが、本当にそうなるとは思いませんでした。傾物語がそうであったように、忍の話ももちろんありますが。
忍の話も真宵の話もとりあえず謎を残すことなく終わったと思いますが、いまだ語られていない駿河の話が出てきたのは大丈夫なのかと思います。恋物語で書かれるなら良いのでしょうけど、恋物語はもっと先の話になりそうな気もしますし。

以下はネタバレを含む感想です。
読まれた方のみ反転してご覧ください。

真宵の成仏は寂しくもありますが、それはそれで良かったと思います。暦が納得していないようですし、撫子のことも気にかけているようですから、全部リセットされそうな気がしなくもないですが。後悔や未練に折り合いをつけていくという話なのか、強引にでも元の木阿弥にしようとするのかは不明ですが、残り一話でどうこうしている時間はなさそうでもあります。
真宵よりは撫子の方をなんとかできるならしてもらいたいですが、それをすると「恋物語」にならなさそうです。
今回は忍よりも真宵がメインっぽく感じましたが、それでも忍と暦の絆は良くわかりました。
「共に生きる」よりも「共に死ぬ」の方が重そうだとも思いました。暦の中では順位付けなどしていないのでしょうけど、実際問題、忍>ひたぎなのだと思います。ひたぎが死んでも暦は死なないのでしょうし(忍がいるので)。500年を超えて生きている忍があと80年くらいで死ぬとは思えないので、そもそもひたぎが生きている間に忍が死ぬことを想定していないのでしょうし、実際に暦が30歳くらいで忍が死ぬようなことになったら忍は暦が心中しようとするのを全力で阻止しようとするでしょうし、起こりえないのでしょうけど。どちらを選ぶという話ではなく、ひたぎと生きて、忍と死ぬと決めているだけなのでしょうし。忍とはそもそも共に生きているので、その観点からも比重はわかるわけですが。
妹たちとのことも、今回のことも、許していないとはいえそれでも彼女で居続けるひたぎは随分と暦にとって都合のいい存在ですが、それだけで終わらないことを恋物語では期待したいです。

以上です。





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Last updated  2012.05.01 22:39:50
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