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2015.09.20
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カテゴリ:レシピ・料理
千恵が歩くことさえ難しくなっていたころ。

僕は、新聞社の出版編集の部署にいた。

タカコ ナカムラ​さんと千恵の共著の本を作ろうと考えていた。

タカコさんは、千恵が尊敬する料理家。
僕は、本が完成すれば、千恵の病気が治ると信じていた。

公私混同も甚だしかった。

でも、残念ながら、時間が足りなかった。


あれから7年余。


娘のはなが、著者として出版を引き継いでくれた。
タカコさんも喜んで引き受けてくれた。

はなは、1年前から、
千恵が作った料理と思い出を振り返りながらメモをとっていた。

撮影は、あのころから製作スタッフとしてお願いするつもりだった
東京在住のカメラマン野口 修二​君。
当時から、千恵が料理をしている写真もたくさん撮りためてくれていた。

本は11月に発売予定。タイトルは「はなちゃん12歳の台所」に決まった。

昨夜、出版元である「家の光協会」の編集者から本の初校が届いた。
ページを開いた。
コラムには家族のエピソードが満載。
料理は懐かしく、いろんな場面がよみがえる。
本作りにかかわってくれたみんなの思いが詰まっている。

レシピ本だというのに、
読んでいるとなぜか泣けて、時々、笑える。

「あいつの供養になるかな」
などと、物思いにふけるシルバーウィーク前半の朝。

連休中、この初校と出来立ての絵本を持って、
墓参りに行こうと思う。




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こちらは、9月17日に講談社から発売された絵本。

【楽天ブックスならいつでも送料無料】絵本はなちゃんのみそ汁 [ 安武信吾 ]





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Last updated  2015.09.20 18:37:55
コメント(8) | コメントを書く


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Re:はなとタカコさんのレシピ本(09/20)   かおる さん
初めまして。先日、テレビ番組で拝見させていただいて、すぐ検索をして、ブログのはじめの方からだーっと読んできました。私は看護師なのですが、第一子妊娠中と言うこともあり、医療職としてまた母としてたくさんの学びをさせていただきました。ありがとうございます。
千恵さんはとても素晴らしい方ですね。そして、旦那様も娘さんも暖かくて、家族関係が希薄しているケースも多い中、本当に尊敬いたします。

これから、母として、またナースとして乳がん患者さんはウチの病院に山ほどいらっしゃいます。すこしでも力になれるよう、努力していこうと改めて思いました。

旦那様、娘さんも、かわらず、がんばっていってください! (2015.09.20 16:20:08)

Re:はなとタカコさんのレシピ本(09/20)   モニカ さん
はじめまして。

婦人科の、ちょっとした病気の自覚症状があって、いろいろ調べていたところ、こちらのブログにたどり着きました。
(明後日検診です。きっと大したことありません。)

こちらのブログで千恵さんの一番の最初の投稿があったとき、私はまだ大学生で、あれから8年も経ったのだから今は社会人も板についてきたかなあと思っています。
沢山、悩んだり悲しんだりしました。
唯一無二の、学生時代の友人を亡くしたのが、一番辛いことです。
彼女は闘病の末、自ら命を絶ってしまいました。
こんな話、ここでされても困っちゃうよなーと、遠慮しておこうかととても迷ったのですが…
私が千恵さん・はなちゃん・旦那様にものすごく勇気をもらって、
ゴワゴワごつごつしているように感じる人生や命がもしかしたら温かくて気持ちの良いものなのかもしれないって
少しだけ信じたくなった
そんな気持ちをお伝えしたいと
不躾ながらコメントさせていただきました。

ご家族を亡くされて、
正直、生きていることが辛くてたまらない時もあるはず。

私はそんな感情から逃げたくて悲しくて寂しくて、人は自分の鏡だと思うと恐ろしくて苦しくて
なるべく誰とも関わらずに過ごしていこうと
人間関係の繋がりを断ち切ってしまいました。

でも、生きているから、お腹が空く。

お味噌汁をすすりながら、おにぎりにかぶりつきながら、お酒を呑みながら
尊い尊い、いただいた命を自分の中に閉じ込めてしまっていることに気づかされたのです。

どうすればいいのか、まだわからないけれど、断ち切ってしまった糸を、ちゃんと結んで紡いでいかなければ
いけないと
私は私を奮い立たせます。

ブログって、メディアって、情報って
はじまりはものすごく単純なはずなのに、いつの間にか複雑に絡み合って気持ちの良くないものになってしまいまそう。
それでも勇気を持ってちゃんと続けている旦那様を尊敬します。
すごいやすごいや。
はなちゃんも立派。
かわいくて立派で、憧れちゃうな。

感謝の気持ちが伝われば嬉しいです。

今朝のお味噌汁は、どんなですか? (2015.09.26 07:31:23)

Re[1]:はなとタカコさんのレシピ本(09/20)   はなパパ さん
モニカさん

気持ち、伝わっていますよ。
ゆっくりでいいと思います。
お腹がすくということは、大丈夫な気がします。
今朝のみそ汁は、昆布と鰹節のだしに、
具はシメジとミョウガでした。
ミニトマトを入れたオムレツが娘に好評でした。 (2015.09.26 10:43:00)

Re[1]:はなとタカコさんのレシピ本(09/20)   はなパパ さん
かおるさん

ありがとうございます。
大事な仕事ですね。
乳がん患者さんたちが救われることを祈っております。
がんばってください。 (2015.09.26 10:45:34)

Re:はなとタカコさんのレシピ本(09/20)   佐賀のがばいオッサン さん
ブログ内容と別ですが……。
今日、15時からの勉強会有難うございました。m(._.)m
食に関する内容も勉強になりましたが、自分にとっても一番大きかったのは「記事を作る側の思い」に触れられた事だと思います。
日々の販売活動のなかで、ただ数字だけを追いつづけ「記者が何を伝えたいのか?」と言う部分を考えた事など有りませんでした。
新聞を読むだけでは中々伝わってこない記者さんや編集の方々の読者に伝えたい「思い」の部分を営業活動の中に取り入れて行きたいと思いました。
多分簡単では無いと思いますが、根気よく続けて行きたいと思います。
今現在、若い世代の家庭において「豊かであり続ける事」に必死で「本当に大切な事」を見失ってるんじゃないか?と思うことがあります。その中には自分も含まれますが……。
豊かや便利になればなるほど、世知辛い世の中になって行ってると感じます。そんな中で、人として肉体や精神が健全であり続ける為に「食との関わりかたって重要なんだな。」と教わりました。
まず少しずつ自分が「食との関わり方」を変えていき、少しずつお客様の気持ちも変えて行けるような営業努力をしていきます。 (2015.10.01 00:01:55)

Re[1]:はなとタカコさんのレシピ本(09/20)   六本松 さくら さん
佐賀のがばいオッサンさん

ありがとうございます。
うれしいです。
疲れが吹っ飛びました。 (2015.10.01 05:31:19)

Re:はなとタカコさんのレシピ本(09/20)   きなこ さん
今ほど、前から見たかった。
映画はなちゃんのおみそ汁をみたんですが、ちえさんは、タカコナカムラ先生のホ-ルフ-ドの考え方をされていることを知りました。
私も、今、病と闘病中で食べることの大切さを改めて知り、今野菜コ-ディネ-タ-の資格を勉強しようとしています。
ホ-ルフ-ドの考え方早く学びたいとおもいました。
(2018.02.18 09:42:19)

Re[1]:はなとタカコさんのレシピ本(09/20)   六本松 さくら さん
モニカさんへ

ごめんなさい。
数年前のコメント、今、読みました。
人との関係を断ち切ってしまった。
その気持ち、よくわかります。


以前、僕も同じような気持ちになっていましたが、
やっぱり、多くの人に支えられて、生かされています。

しばらく時間が経過しましたが、
今はどんな心境なのでしょう。
(2018.02.22 09:52:59)


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