|
カテゴリ:インドネシア田舎暮らし
道ばたにたくさんの山羊が現れる時期があります。
イスラムの祝日の犠牲祭(HARI RAYA HAJI)の前です。 (インドネシアのジャワ島ではイスラム教徒が多いんです) 犠牲祭ではモスクで牛や山羊を屠り、村人みんなで分けます。 村の裕福な何人かがお金を出し合い牛や山羊を買います。 山羊は個人的に買う人もいます。 私たち夫婦もその年、山羊を買おうという事になりました。 道端に山羊が20匹くらいつながれています。 のどかに草を食べ、メーメーないてます。 そこにバイクを止めて、だんなが 「どれがいい?」 聞きました。私に選べって? そりゃぁ、若いほうがやわらかくておいしいよね。 でも、私が選んだら数日後には必ず死ぬんだよ。 選ばなければ、運良く来年まで生きられるかも。 私が山羊の命を握っているんだ。 そんなの、かわいそうでできない!! 結局、だんなが選びました。 手足を縄で縛られずだ袋に入れられた山羊。 バイクに2人乗りしただんなと私の間にのせます。 じたばたする山羊君。 かわいそう・・・ あんな気持ちになったのは初めてです。 数日後の犠牲祭に、無事山羊は屠られました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.05.23 17:54:35
コメント(0) | コメントを書く
[インドネシア田舎暮らし] カテゴリの最新記事
|
|