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テーマ:猫のいる生活(136035)
カテゴリ:インドネシア田舎暮らし
インドネシア・ジャワ島に住んでいたときのこと。
ある夜、部屋の電気をつけると、部屋の隅をすばやく動く物が目に入った。 確かに見た、黒っぽくてしっぽの長いヤツの姿を。 キッチンに入ると床に人参が落ちていた。 しっかりとヤツの歯型が残っている。ぞっとした。 ここではネズミは食料を奪い、病原菌をまきちらす厄介者だ。 近所に子猫が産まれたというのでもらってきて飼うことにした。 旦那は猫に「NEKO」と言う名前をつけた。 生後1ヶ月くらいだっだが、NEKOちゃんが来てから、ネズミは影をひそめた。 役に立つので家に置いてあげることにした。 都会では犬や猫をペットとして飼うことがあるようだが、私の暮らしていたあたりでは動物は人の役に立つための家畜。 食べるための鶏や山羊、田を耕す牛、猫もネズミを捕らなければ意味がない。 NEKOちゃんには鶏の足や頭をあげてかわいがっていた。 しばらくしたある朝、起きるとNEKOちゃんの姿がない。 探し回ったら、玄関の外でにゃーにゃーないていた。 夜中にどこからか抜け出して夜遊びしていたらしい。 それからは毎夜家を抜け出し、朝になると「入れて~」とばかりにドアの外に座って鳴いているようになった。どこで遊んでいるんだろう。 日本に来るときに隣のおばさんに託してきたけれど、今ごろどうしているかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005.08.07 15:51:28
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