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カテゴリ:インドネシア田舎暮らし
ジャワ島の田舎の夜は静かだ。
家々から、かすかにもれるテレビやラジオの声。 ときおり牛の悲しそうに鳴く声。 牛の首につけた鈴の音。 外に出てみた。 見上げると、満天の星空だ。 アフリカの言い伝えを思い出した。 星は、天に張られた幕に穴が開いて、 そこから光がもれているのだ。 本当にそう思えるほどに、たくさんの光が天からふりそそいでいた。 こんなにたくさんの星があるなら、 中には地球と同じような星があるかもしれない。 地球と似た生物がいるかもしれない。 もしくは、地球とはまったく違う経過をたどった、 何か別の、「生物」とは別の「何か」が存在する星があるかもしれない。 ああ、そうだ、ここなら南十字星が見えるはず。 そう思って探したけれど、わからなかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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