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テーマ:国際恋愛(198)
カテゴリ:インドネシア田舎暮らし
いつの間にか秋がそこまでやってきています。
夜、お布団にごろりところがって目を閉じると、 りんりんりん...ちりちりちり... 虫の音が聞こえます。 わたし「ねー、こんなに虫が鳴いてる」 旦那 「田んぼにいる虫と同じだね」 田んぼとは、旦那の実家のインドネシアの田んぼのこと。 そうなのかなぁ、どんな虫が鳴いているんだろう。 わたしが思い出すインドネシアの夜の音は・・・ 牛の首につけた鈴のガランガランという低い音。 その牛のモーーーという少し悲しげな声。 サテ(焼き鳥)売りのシャランシャランという鈴の音。 それから、夜が明ける前の暗いうちに聞こえる水をくむ音。 井戸のつるべをガラガラと落とし、 滑車がゴロゴロ、キキキ...ときしみながら水をくみ、 続いて手や顔を洗っているのであろうバシャバシャという音が聞こえてくる。 わたしなんてまだ夢の中にいる3時台の話だ。 これからかまどでご飯を炊き料理もするのだ。 そして日の出前のお祈り。 日本人はインドネシア人のことをよく、怠け者というけれど 確かに仕事においては日本社会のように効率化をそれほど重視しない。 その働きぶりは怠けているように見える。 でも、日本人のどれくれらいが毎朝3時に起きて水を汲み火をおこしてご飯を炊き お祈りすることが出来るんだろう。 毎日、ですよ。 生活のどこに重点を置くか、 大きく言えば人生の何に重きを置くはそれぞれだな。 目を閉じながらふと考えた初秋でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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