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2011.10.06
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カテゴリ:和訳

ボックスアート
キングダム・ビルダーボックスアート

ゲームボード(クリックで拡大)
キングダム・ビルダーゲームボード

 デザイナーはあの「ドミニオン」のDonald X. Vaccarino。パブリッシャーは日本でも多くの作品が流通しているQueen Games。2011年エッセンシュピールで最も注目されている目玉ゲームの1つと言えるだろう。

 「ドミニオン」と同じデザイナーが作ったとはとても思えないシンプルなゲーム。1枚100ヘクスからなるボードを4枚組み合わせてゲームボードを作る。手番ごとに、各プレイヤーは1枚しかない(2枚以上になることは決してない)手札を公開し、それに描かれた地形に一致するヘクス3つに自分の入植地駒を1個ずつ置く。入植地駒はすでに置かれている自分の駒の1つに隣接していなければならない(同じ手番中に置いた駒同士が隣接する必要はない)。隣接が不可能な場合は、カードに一致する別のヘクスに置くことができる。
 ゲームボード上には特殊な地形がいくつかあり、城に1個でも駒を隣接させるとゲーム終了時に3点獲得。他の特定地域に隣接させると、そこに置かれているタイルを取ることができる。このタイルは(カードのプレイとは別に)手番ごとに1回使うことができ、追加の駒を特定のヘクスに置いたり、既存の駒を別のヘクスに移動させたりすることができる。何しろ使いきりではなく、手番が来るたびに使うことができるので、ゲーム序盤はこれら特定地形付近にヘクスを置く争いとなるだろう。
 誰かが自分の入植地駒を全部ボード上に置ききったら、そのラウンドを最後までプレイしてゲーム終了。城に隣接する駒による3点に加え、ゲーム開始時に3枚公開される「王国の建設者」カードに示されたさまざまな条件による得点を得て、最多得点プレイヤーが勝利。

 ルールはこれだけだ。手札は常に1枚きりで、そのプレイは必須なので、「どのカードを使うか」という悩みは一切ない。ボード上のヘクス数が400もあるので、ゲームが進むにつれ、配置条件を満たしているヘクスをすべて把握するのがどんどん大変になりそうな気がする。次の手番で駒を置くヘクスの候補を他プレイヤーの手番中にじっくり考えておいて、最適解を見つけるゲームなのかもしれない。

 ゲームボードは8枚ある区画ボードを4枚組み合わせて作る。追加アクションができるようになる特定地域は8種類あるが、各区画ボードには1種類しかないので、1ゲームには4種類しか出てこない。また、「水域に隣接するヘクスに置いた入植地駒1個につき1点」「最も多くの入植地駒を置いている水平ライン上の駒1個につき2点」などといった、最終得点計算条件を示す王国の建設者カードも10枚中3枚しか使わない。プレイごとにこの2つの組み合わせが変わるため、遊ぶたびに違った戦術が求められる、ということなんだろう。

 ゲームがシンプルすぎるので、ほかに書くことがないw 近年の複雑化傾向にあるユーロゲーム、あるいは自身の「ドミニオン」に対するアンチテーゼのようなものすら感じるくらいにルールは単純だ。このゲームが私にとって面白いかどうか、まったく分からない。幸いQueen Gamesからの発売なので、まず間違いなく国内で広く流通するだろう。こればっかりは一度遊んでみないと、想像で評価することすらできない。

BGGの和訳ページ






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Last updated  2011.10.15 10:02:09
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