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先日立ち読みした女性誌に、今、家系図を作るのが密かなブームになっているとありました。 折しもGWに帰省した時、私の父が手製の家系図を見せてくれた矢先だったので、実にタイムリー!と驚きでした。 家系図をもっとよく見たいと思っていたので、昨日父に家系図や親族の写真をまとめたファイルを送ってもらいました。 先祖はどうやら、小さな城下町でお茶などを売っていた商人のようです。 もちろん大層な家柄ではないんだけど、自分の先祖がどんな人たちで、何をしていたのか、少しでも知っただけで、不思議と地に足がしっかりとついたような安定感が身の内から生じました。 だけど、私の先祖だったら、あんまり商売熱心じゃなかったんじゃないかなぁ~?(笑) 父は、母親(私にとっての祖母)が亡くなって、今度は自分の番だな、と感じた時、なんとなく、自分の家系を明らかにしておきたくなったそうです。 父にしてみれば、自分のこどもは女の子ばかりで、自分の代で家が途絶えてしまうこともあり、何か自分がこの世に生きた証や、人とのつながりを明文化したい思いは前々からあったのでしょう。 私は嫁にいった身とはいえ、そして、名前こそ違っても、血のつながった孫を父にもたらせたとはいえ、 そんな父の思いの滲んだファイルを見ると、ちょっと切なくなりました。 父を含め、先祖の一人一人は、名もない市井の人だけど、誰が欠けても私はいなかった、と思うと、なんだかいとおしいです。 父の故郷の光景が優しく、柔らく眼に浮かびます。 夏に祖母の墓参りがてら、父の故郷に足を運べたらいいな… 。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.06.23 23:31:41
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