しろいとりはがっくりと翼を下げて
その場に立ち尽くしていました
そして
お日様が傾き始め
夕暮れが近づいてきた時
きいろいとり達は
一羽また一羽と森の中へ消えて行きました
そして最後の一羽がしろいとりの前から姿を消した時
しろいとりの目から
大粒の涙がこぼれました
そう
しろいとりはずっと涙を我慢していたのです
でも
涙が一粒こぼれたら
もう止まらなくなって
たくさんたくさん泣いてしまいました
そして
いつしか泣きつかれ
そのまま
見知らぬ場所で眠りにつきました
~第12羽へつづく~
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