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カテゴリ:アニメとか周辺
ちょいと前まで、偽・うpのギョーカイ時事放談SUPER! を聞いていて、ここ数回のそれも思い出しつつ、頭に思い浮かんだことを書いちゃうよ。
地上波テレビがアニメーション等の映像コンテンツを放映する上で他のメディアや頒布手段より優れている点は、今までその映像に興味を示していなかった者を、見たいと思う者に変えることが出来る、難しく言えば、受動的な視聴者を能動的な視聴者に変えるという期待可能性が高いということだと思う。 衛星放送やネット配信などは、それに対して、どうしても見る側の能動的な行動が伴わなければ見るという行動をとるという結果に結びつかないわけで、この点が圧倒的なメディア力の差として歴然としてあった。 でも、もしかしたらと思うところが出てきた。 地上波テレビの「受動的な視聴者を能動的な視聴者に変える期待可能性」のメディアとしての特性に対するものとして、ネット配信の「いつでも見られる」という特性が地上波テレビの特性に対抗するものになるんじゃないかなと。 地上波テレビの特性である「受動的な視聴者を能動的な視聴者に変える期待可能性」は、視聴者数という分母の大きさによる拡大可能性だけど、その放送時間帯に見なければならないという時間的な制約がある。 でも、ネットはそれが無いわけで、いつでも見れるという「時間的拘束性の無さ」が受動的な視聴者を取り込める可能性として地上波テレビの特性と肩を並べられるかということなんじゃないかと。 ブログや2chやSNSなんかで口コミ云々が言われる中、その時に同一時間で見たり、その時間の番組を録画するというのではなく、後からでも噂を聞きつけて、遅れてでも見ることができるのなら、十分と地上波テレビの特性と張り合える可能性があるのではないのかと。 「分母の大きさによる拡大可能性」と「後追いも許す時間的無拘束」のどちらが、「受動的な視聴者を能動的な視聴者に変える期待可能性」としてより大きい担保となりえるのかが、メディアとしての強さを見る上でのポイントになるんじゃないだろうかと、そんなことを思いましたよ。 ニコニコ動画がアニメを公式に配信するんだってねぇ~。 さて、どうなることやら。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.03.10 02:30:29
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