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細川護煕が東京都知事選に出馬するという話は盛んに報じられ、「脱原発」というフレーズは飛び交っているが、その政策は見えてこない。東京青年会議所が企画した公開討論会へは参加せず、日本記者クラブの共同記者会見には出席しない、つまり他の候補者との議論を避けている。日程云々というなら、スケジュールを空ければ良いだけのこと。情報を出さず、人民は従っていれば良いという態度であり、それだけで候補者失格だと言わざるをえない。
こうした状況で「有志」とやらが「勝手連」として細川を支援すると表明したらしいが、その有志は細川から政策の説明を受けたのだろうか?受けているのならそれを明らかにしたうえで支援を訴えるべきであり、説明を受けずに支援すると宣言したのなら細川への従属を表明したに等しい。 細川がコンビを組んでいる小泉純一郎は首相時代、竹中平蔵を中心に強者総取りの不公正な仕組みを導入、庶民を貧困化させ、自分たちは郵政の資産を略奪しようとしたのである。「勝手連」的に細川を応援するという菅直人や野田佳彦も庶民に牙をむいた政治家。菅は弱者からカネを巻き上げるために消費税率を引き上げると宣言、野田は巨大資本が国を支配する仕組みであるTPPへ日本を引きずり込んだ。 宇都宮健児の周辺に問題があることは否定しないが、それ以上に細川の周辺には大きな問題がある。「目的のためには手段を選ばず」という人もいるようだが、目的とは理念であり、行動の羅針盤。実現するとしても先の話だ。最も大切なことは手段なのである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.01.21 12:39:05
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