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かつてイギリスの保守党で副幹事長も務めた上院議員のマイケル・アッシュクロフト卿が公表したデータが注目されている。それによると、スコットランドの独立の賛否を問う住民投票は年代によって顕著な差があったようだ。その結果は次のようになっている:
16〜17:賛成71、反対29 18〜24:賛成48、反対52 25〜34:賛成59、反対41 35〜44:賛成53、反対47 45〜54:賛成52、反対48 55〜64:賛成43、反対57 65以上:賛成27、反対73 今回の投票で独立に反対する票数が賛成票を上回ったが、その原動力は55歳以上、特に65歳以上の人たちだったということだ。人生の大半を「イギリス人」として生きてきた人たち。それに対し、16歳と17歳は賛成が圧倒している。大学生の世代が若干、反対票が多いのだが、総じて若い人は独立に賛成、今後、独立を支持する意見が強まることを暗示している。当然、ロンドンの支配層は対策を打ち出すだろうが、この問題がこれで決着するとは言えない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014.09.19 21:19:23
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