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《櫻井ジャーナル》

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2016.12.22
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ガーシュ・クンツマンなる人物がニューヨーク・デイリー・ニューズのコラムでロシア大使殺害を賞賛、話題になっている。その大使とは、12月19日にアンカラの美術展覧会で射殺されたアンドレイ・カルロフ。レジェップ・タイイップ・エルドアン政権は暗殺の背後にCIAと関係の深いフェトフッラー・ギュレンがいると主張しているが、その一方でアル・カイダ系武装集団が「犯行声明」を出している。

 挑発的な言動へ人目を惹こうとする人はしばしば見かけるが、今回のケースは殺人。実行犯だという非番の警官メブリュート・アルチンタスはアル・カイダ系武装集団に参加、あるいはつながっている可能性がある。2001年9月11日に世界貿易センターや国防総省本部庁舎(ペンタゴン)を攻撃したのはアル・カイダだとジョージ・W・ブッシュ政権は主張していた。

 本ブログでは何度も指摘しているように、シリアやリビアは外国勢力(アメリカ、イギリス、フランス、トルコ、イスラエル、サウジアラビア、カタールなど)がアル・カイダ系武装集団やそこから派生したダーイッシュ(IS、ISIS、ISILとも表記)を使って侵略、戦乱が拡大した。アレッポで戦っていた戦闘集団も基本的にそうした人びとだ。クンツマンはこうした侵略勢力の支持者だと言われても仕方がない。

 このクンツマンは親イスラエル派のニューヨーク・ポストでメディアの世界へ入り、今所属しているニューヨーク・デイリー・ニューズも親イスラエル派。ネオコンに近いと言えるだろう。シリアへの軍事侵略に失敗したネオコンがロシア大使の死を喜ぶのは必然である。





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最終更新日  2016.12.22 03:21:37



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