原題は家族のヒーロー。
親友みたいな父子と、
ふたりの妻とそれぞれの子どもたち。
おじいさんの力、死してなお神秘的な影響力を放つおじいさんが
家族のヒーローに思える。
そして映画の中で、もう大人だけれど少しまるくなって成長した子どもたち。
ちょっと皮肉っぽいユーモアにくすりと笑ってしまう。
女性が自分の家庭を守る時、
娘としての自分の家庭と
自分で巣作りした妻として母としての家庭と
両方守ろうとする時、彼女たちも家族のヒーローに思える。
映画の中の女性たちは
肩肘張らずに淡々と両方守ろうとしているところが爽やか。
特にGeraldine Pailhasの役が、
頑なになったり、葛藤しながらも
最後には和解に向かい...
舞台の上では別人のように艶やかに歌う姿がかっこよかった。
フランス人同士でも
旧植民地アルジェリアの出身者がフランス出身者の前で
ちょっと卑屈になって、言葉にもその感情を出してしまう姿に胸を衝かれる。
フランス映画の裏道を見た感じもした。
(文学者でアルジェリア生まれの人もいた気がするが、フランス本国ではそんな気持ちになったりしたのだろうか。イギリス人でも旧植民地で生まれ育って本国に帰った時は壁を感じたりしていたのだろうか)
Miou-Miouを観て
あ、
Paris, je t'aimeのパントマイムの人に似ているかも、と思ったけれどちがいました。
邦題は『輝ける女たち』。
to be continued...!?
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